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キーワードは“あたため美容”、パナソニック9月発売の美容家電製品を公開
~夜まとめて30分よりも、朝5分/夜5分が効果的
(2013/7/12 00:00)
パナソニックは、9月1日に発売する美容家電製品のメディア体験会を開催した。今回取り上げたのは、「ナノイーイオン」を含んだ細かなスチームを当てることで、肌や髪のハリ・ツヤを保つスチーマー「ナノケア EH-SA93」、温感ヒーターを搭載したローラータイプの美容機器「温感エステローラー EH-SP31」、ハリのある明るい目元へ導くことを目的とした、目元専用のエステ機器「目もとエステ」の3製品で、価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は順に40,000円前後、22,000円前後、18,000円前後。
会場では、皮膚科医 スキンクリニック院長の黒田愛美さんが登壇し、これからの季節におすすめなケア方法を説明した。
黒田さんによると、夏は肌荒れしやすい時期なのだという。「夏は紫外線の影響ももちろんですが、エアコンが常についていることもあって、乾燥、肌あれしやすい季節です。べたつくのが嫌だからといって、保湿を怠りがちな人も多いですが、この季節こそしっかりケアすることが大切です」
一方、パナソニック
岡橋 藍さんによると、最近は自宅で、専用の機器などを使って肌の手入れをする「セルフエステ」をする人が多いのだという。「パナソニックでは、乾燥が気になる暑い季節こそ、温めながらのセルフエステをオススメしています。今回紹介する3製品は、全てスチームやヒーターなど温めながらの施術が可能です」と製品の魅力を紹介した。黒田さんは、特に気に入った製品として、「温感エステローラー EH-SP31」を挙げ、「温めながらローラーするのが、ここまで気持ちいいとは思いませんでした。顔はもちろん、足やおなかなど色々なところに使えるのが良いですね」と話した。
会場では、これらの製品を記者が実際に体験。黒田さんおすすめの温感エステローラーは、ローラーを転がすように肌にあてることで、マッサージを行なう機器。同様の製品は数年前からあるが、いずれもヒーターは搭載しておらず、顔に使うと金属がひんやりと感じられた。その点温感エステローラーは、ヒーターが搭載されているので、マッサージしている箇所がじんわりと温まってくる。血流がよくなってくるのをしっかり実感できた。
ローラーは球型の「つまみローラー」と、先端に凹凸のある「さすりローラー」の2種類。施術場所によって使い分ける。
続いて試したのは、パナソニックの美容製品の中でも人気が高いスチーマー。今回は黒田さんおすすめのやり方を試すということで、シートパックをしながら、スチーマーを浴びた。「こうすることで、保湿はもちろん、シートパックの成分が浸透しやすくなる」(黒田さん)のだという。パナソニックのスチーマーは、温かいスチームと冷たいスチームが交互に出てくる温冷スチームが魅力。温かいスチームで毛穴が緩んだところに、冷たいスチームが肌をキュット引きしめてくれるのが、とても気持ち良い。
新製品では、気温が低い冬でも快適にスチームを使えるように、温かいスチームの発生時間を長くした「秋冬モード」を新たに搭載。施術時間を表示するランプも追加しており、時間が限られている時も使いやすくなった。
目元専用のエステ機器「目もとエステ」は、昨年の好調を受け、今年から、女性向けの「うるおいタイプ EH-SW51」、男性向けの「リフレタイプ EH-SW52」の2モデルを展開。女性用モデルでは、スチーム発生量を従来比で10%増やし、男性向けモデルでは、よりリズミカルなマッサージを搭載。好みに合わせて使い分けられる。
記者は女性用の「うるおいタイプ EH-SW51」を体験。スタートしてから5分ほどで、温かいスチームが発生し、小刻みなマッサージとともに、目の疲れを癒やしてくれるというもの。温かいスチームとマッサージで思わず眠くなってしまうほど、気持ちが良かった。今回は椅子に座った状態で使ったが、ソファやベットに横になった状態で使った方がよりリラックスできるだろう。
黒田さんは温めながらケアすることについて「温めることで、血管が開いて、血流がよくなるため、疲れ切った夏の肌に効果的だと思います。また、何よりこまめにケアすることが大切。夜まとめて30分ケアするのではなくて、朝5分、夜5分と分けてケアしてあげるほうが効果が実感できます。パナソニックの美容製品はあいた時間にぱっと使える点が良いですよね」と話した。
【お詫びと訂正】初出時に、メーカーご担当者の所属が誤っておりました。お詫びして訂正させて頂きます。