パナソニック、LEDライトと録画機能を搭載したドアホン

VL-SV37KL

　パナソニックは、LEDライトや録画機能を搭載したドアホン「VL-SV37KL」を、8月9日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後。

　玄関に取り付けるカメラ玄関子機と、室内に取り付けるモニター親機をセット化したドアホンで、カメラ玄関子機にLEDライトを搭載した点が特徴。カメラ玄関子機のボタンが押されると、周囲の明るさに応じて自動的にライトが点灯し、玄関先のようすがモニター親機の画面でカラーで確認できる。また、ライトを点灯しない設定にもできる。

　さらに、カメラ玄関親機のボタンが押されると、自動的に玄関先の映像を録画する機能も強化。従来機種「VL-SV32KL」では、録画は静止画1枚が30件までだったが、新製品では8枚連続の映像が50件まで録画できるようになった。静止画1枚を100件記録することも可能。手動での録画もできる。

　カメラ玄関子機では、左右約170度、上下約130度の範囲が確認できる広角タイプのカメラを採用。複数の来客が横に並んでいたり、背の低い子供も映せるという。また、より大きく映したい場合は約2倍のズームもでき、上下左右に画面を移動する「パン・チルト」機能も使用できる。

　モニター親機では、奥行き25.4mmのスリムデザインを採用。モニターはよく使うボタンだけが配置され、室内にすっきり設置できるという。

　このほか、住宅用火災警報器と連動し、警報音に合わせてモニター親機を赤く点灯したり、通知音を鳴らすこともできる。また、モニターとカメラ玄関子機は1台ずつ増設が可能で、2世帯住宅にも対応するとしている。

　モニター親機の本体サイズは186×143×25.4mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約460g。消費電力は待機時が約1.7Wで、動作時は約8W。画面表示は3.5型のTFTカラー液晶ディスプレイ。

　カメラ玄関子機の本体サイズは131×99×25mm(同)で、重量は約170g。最低被写体照度は、カメラから50cm以内で1lx。電源はモニター親機から供給される。

VL-SV36KL

　このほか、カメラ玄関子機が標準タイプの「VL-SV36KL」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20,000円前後。