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パナソニック、タッチパネルの大型ワイド液晶で来訪者が確認できるドアホン
~ワイヤレスカメラ、ドア/窓センサーと連動でセキュリティ強化も
(2013/4/5 14:59)
パナソニックは、大型画面を採用したドアホン「どこでもドアホン ワイヤレスモニター付テレビドアホン VL-SWD501KL」を、6月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は60,000円前後。
玄関のようすをカメラ子機が撮影し、その映像が室内のモニター親機と子機で確認できるドアホンシリーズの最新モデル。今回は親機の画面に、約5型ワイドのタッチパネル液晶を採用した点が特徴。来客画面を確認する際、詳しく見たいところにタッチすると、約2倍のズーム画面に切り替えられる。ズーム位置の移動もタッチで行なう。
また、通話や各種機能設定を行なう際は、操作に応じて必要なボタンが液晶に見やすく表示されるため、直感的な操作が可能になるという。
このほか、タッチパネルを拭き掃除する時のために、タッチ操作を90秒間無効にする「お手入れ」機能や、2個以上のカメラで撮影した映像を同時に表示する2画面表示、インターホンが押された直後(約2秒後)の画像を表示する「戻って再生」機能も搭載する。
モニター親機にはSDメモリーカードが投入でき、1件当たり約30秒、最大3,000件まで録画可能。録画した内容はパソコンで再生できる。
さらに、同時発売のワイヤレスカメラ「センサーライト付屋外ワイヤレスカメラ VL-WD812K」が、最大4台まで接続可能。ワイヤレスカメラのセンサーが人などを感知した場合、ワイヤレスカメラが撮影した映像を、親機と子機で確認できる。自動録画にも対応しており、最大約30秒の連続画像による静止画で、最大約3,000件まで保存する。通話も可能。VL-WD812Kの価格はオープンプライスで、店頭予想価格は40,000円前後。
外部機器ではこのほか、別売りのFAX、電話機、窓センサー、ドアセンサー、火災警報器も接続できる。センサーを設置した窓またはドアが開くと、FAXと電話機の報知音と画面表示でそのことを知らせる。また、火災警報機が反応した場合、ドアホンの親機と子機の画面が赤く点灯し、警報音が鳴る。同社ではこれらの機器と連動することで「かんたんホームセーフティ」が実現できるとしている。
モニター子機には、2.4型の液晶を採用。最大6台まで接続できる。玄関カメラ子機には、夜でも視認しやすいようLEDを搭載する。
モニター親機のサイズは約180×21×165mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約580g。消費電力は待ち受け時が約1.2W、動作時が約8W。無線通信はDECT準拠方式(1.9GHz)。対応SDカードは64GBまで。
モニター子機のサイズは約173×30×52(同)で、重量は約165g。充電時間は約10時間で、連続待ち受け時間は約80時間。使用可能距離は約100m。
下位モデルとして、VL-SWD501KLからモニター子機を省いた「テレビドアホン VL-SVD501KL」を、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は46,000円前後。