パナソニック、グリル掃除がしやすいIHクッキングヒーター

200V IHクッキングヒーター　ビルトインタイプRシリーズ

　パナソニックはグリルの掃除がしやすいIHクッキングヒーター「200V IH クッキングヒーター ビルトインタイプRシリーズ」6機種を、4月20日に発売する。希望小売価格は工事費別で336,000円～435,750円。

　ビルトインタイプの3口IHクッキングヒーターで、グリル内部の掃除が簡単にできるよう、新たに「遠赤 ラクッキングリル」を採用した点が特徴。従来モデル「KZ-LT75VS」と比べ、上下ヒーターの出っ張りがないため、奥の汚れが拭き取りやすい構造となっている。同社では“すっきり庫内”としている。

　調理時には、グリル庫内の遠赤外線・近赤外線効果の輻射熱により、“外はパリッ、中はジューシー”においしく仕上げるという。また調理中は、コルチェヒーターの明るい光により、焼き加減を見ながら調理できるという。

焼き網よりも洗いやすい「遠赤 ラクッキングリル」	調理中はコルチェヒーターの光で庫内の様子が確認できる

　グリル皿には、熱伝導性の高いアルミダイカストの皿を採用。食材を素早く加熱し、また皿に設けられた溝で油を落とすことで、油が食材につきにくく、パリッと仕上げられるという。

　さらに、掃除が面倒な焼き網を省略。下ヒーターに油が当たらないため、油煙が飛びにくい仕様となっている。

焼き網と受け皿の代わりに、深い溝のあるグリル皿を採用	油は深い溝に落ち、食材に付きにくい

　このほか、グリルの庫内容量とグリル皿を、従来モデルに比べ21%大型化。焼き網からこぼれ落ちそうな食材も調理できるという。

　機能面では、操作が初めての人や高齢者でも安心して使えるよう、操作手順をデモで紹介する「音声 はじめてガイド」を搭載。左右IH、後ろIH、グリルの基本的な操作方法を音声で紹介する。

操作手順をデモで紹介する「音声 はじめてガイド」

　省エネ面では、電源スイッチを切ると、使用した電気料金の目安を表示する「電気料金表示機能」も搭載した。電源スイッチを入れた際にも、前回の電気料金を約30秒間表示し、再確認できる。なお、電気料金の単価は初期設定の段階では22円/kwhに設定されているが、変更が可能になっている。

使用した電気料金の目安を表示する「電気料金表示機能」も搭載

　このほかの機能では、使用頻度の高い操作メニューだけをシンプルに表示する「かんたんモード」と、タイマー設定も記憶する「かんたん＋モード」も搭載している。

使用頻度の高い操作メニューだけをシンプルに表示する「かんたんモード」

　安全面では、表面のトッププレートが高温時に、リングが点滅して注意を促すという。

表面のトッププレートが高温時に、リングが点滅して注意を促す

　本体には、IHとグリルの77レシピを掲載した「クッキングガイド」を同梱。調理師専門学校の辻調グループ校がプロデュースしたレシピも紹介しているという。