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パナソニック、スマホで調理時間や温度を設定できるビルトインIH
(2013/1/31 15:55)
パナソニック エコソリューションズは、スマートフォンで調理時間や温度を設定できるビルトインタイプのIHクッキングヒーター「Tシリーズ」を4月15日より発売する。価格は336,000円~435,750円(工事費別)。
3口タイプのIHクッキングヒーター。スマートフォンで調理時間や温度を設定できる点が特徴。スマートフォンに対応する家庭用のビルトインIHクッキングヒーターは初という。
具体的には、Androidスマートフォン向けアプリ「パナソニックスマートアプリ」で調理メニューを選び、IHにタッチすると、調理メニューに合った加熱温度や時間を設定できる。グリル調理や温度管理の難しい焼き物調理もおいしく仕上がるという。
アプリには、Tシリーズに対応する調理メニューが用意されている。外出先でアプリを開き、献立を考えることもできる。家族のリクエストが多いメニューは「お気に入り調理」として登録して、素早く呼び出せる。
このほかスマートフォンをIHにタッチすることで、1日あたりの平均電気代と平均使用時間などの省エネ情報や、使い方のアドバイス、エラーの対処方法なども確認できる。
対応するスマートフォンは、Android OSバージョン2.3.3以上で、おサイフケータイ FeliCaまたはNFCに対応する機種。
手入れの面では、昨年モデル「Rシリーズ」に引き続き、フラットで掃除しやすいグリル庫内「遠赤 ラクッキングリル」を採用した。ヒーターの出っ張りがなく、奥まで汚れが拭き取りやすいという。また、洗いにくい焼き網は省略し、フッ素加工のグリル皿で焼けるようにしている。
おいしさの面では、グリル皿に熱伝導率の高いアルミダイカスト製を採用し、食材を遠赤外線、近赤外線の輻射熱で加熱することで、グリル皿の深い溝に余分な油を落とせる。また、別売りの「平面プレート KZ-AFP1」を使えば、ピザやクッキー、調理皿などを並べやすいという。平面プレートの希望小売価格は5,250円。平面プレートにはレシピブックが付属する。
安全面では、加熱時に光って知らせる「光るリング」に、火力に応じて10段階の明るさで点灯する機能を追加した。
このほか機能面では、食材投入や裏返しのタイミングを音声で知らせる「かんたん焼き物調理」機能や、簡単操作の焼き物メニュー5種類、作る量や鍋の大きさから火力を自動制御する「エコナビ」機能を搭載している。
ラインナップは3口IHのほかに、2口IH+ラジエントタイプも発売する。希望小売価格は294,000円~315,000円(工事費別)。
品番 | コンロ数 | タイプ | 希望小売価格 |
---|---|---|---|
KZ-T773S | 3口IH | ダブルオールメタル対応 | 435,750円 |
KZ-T763S | 414,750円 | ||
KZ-T573S | シングルオールメタル対応 | 388,500円 | |
KZ-T563S | 367,500円 | ||
KZ-T373S | 鉄・ステンレス対応 | 357,000円 | |
KZ-T363S | 336,000円 | ||
KZ-T173S | 2口IH+ラジエント | 鉄・ステンレス対応 | 315,000円 |
KZ-T163S | 294,000円 |