日立マクセル、「Qi」規格に対応したスタンド型ワイヤレス充電器

 日立マクセルは、ワイヤレスで充電できるスタンド型の充電器「エアボルテージ ワイヤレス充電スタンド」を、1月25日より順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、本体カラーがブラックの「WP-QIST10BK」、ホワイトの「WP-QIST10WH」いずれも5,480円前後。ホワイトの発売日は3月初旬。

エアボルテージ ワイヤレス充電スタンド WP-QIST10BK ブラックWP-QIST10WH ホワイト

 電磁誘導によるワイヤレス給電規格「Qi(チー)」方式を採用した充電器。Qi規格に対応した、スマートフォンやモバイル電源などの機器を充電器に置くだけで、ワイヤレスで簡単に充電できる。

 新製品では、スタンド型のデザインを採用した点が特徴。スタンド型にすることで、設置面積を77×111mm(幅×奥行き)とコンパクト化した。ベッドサイドなどの狭い部分や、リビングのテーブルに置いても、コンパクトに使用できるという。

 また充電器には、複数のコイルをレイアウトした「コイルアレイ方式」を採用。置く位置を厳密に合わせる必要がないため、縦置きや横置きにも対応する。充電器に置いたスマートフォンの画面を見たり、または操作をしながら、充電もできる。

Qi規格に対応した機器を置くだけで充電できる設置面積は77×111mm(幅×奥行き)とコンパクトベッドサイドなど狭い部分にも置けるという
縦置き、横置きのどちらにも対応する。充電中の操作も可能ワイヤレス充電でコネクタの抜き差しなどが不要となるため、急にモバイル機器を持ち出す際も簡単という

 本体サイズは77×111×115mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約210g。送電電力は5W。電源はACアダプタ。

 同社では2011年4月にパッド型の充電器を発売したが、ユーザーから“省スペースな場所に置きたい”、“スマートフォンの画面を見ながら充電したい”という要望があったため、今回のスタンド式を開発したという。






(正藤 慶一)

2012年1月23日 14:38