パナソニック、節電で走行距離を伸ばす「エコナビ」搭載の電動アシスト自転車

ビビ・EX BE-ENE634

　パナソニック サイクルテックは、走行距離をアップする節電機能「エコナビ」を搭載した電動アシスト自転車「ビビ・EX」など全7機種を、12月1日に発売する。希望小売価格は97,800円から135,000円。

　リチウムイオン電池を電源とする電動アシスト自転車で、パナソニックグループの節電機能「エコナビ」を搭載することで、1回の充電で走行できる距離を伸ばした点が特徴。本製品でのエコナビは、走行状態をセンサーで感知し、道路状況や走行条件に応じて自動で省エネ走行することで、快適さを失わずに長距離走行をサポートするという。

　同社の試算によれば、アシスト力を抑えた「ロング」モードでは、走行距離が従来モデルより約7%向上、通常の「オートマチック」モードでも、走行距離は約4%に向上するという。

コントロールスイッチパネル。エコナビが動作中は、緑色のランプが点灯する

　エコナビによる省エネ走行時には、ハンドルのコントロールスイッチパネルの「エコナビランプ」が緑色に光り、節電を知らせる。これにより、ユーザーは省エネを意識して走行できるため、さらに走行距離がアップし、充電回数が減るため、バッテリーの長期使用が見込めるという。

　コントロールスイッチパネルでは、バッテリー残量をパーセンテージで知らせる新液晶表示も採用。残量20%までは10%単位で表示し、5～20%では1%、5%未満では「0」を年滅表示する。残量をパーセントで表示することで、バッテリー切れの不安を解消する効果があるという。

　またライトでは、自動で点灯、消灯するLEDオートライトを、電動アシスト自転車としては初めて採用した。照度センサーが周囲の明るさを感知し、夕暮れ時やトンネル内の走行時に自動で点灯する。消し忘れも防止でき、また光源をLEDとすることで、ムダな電力消費が抑えられ、節電をサポートするという。

　このほか、テールランプには太陽光で充電する「新ソーラーオートテール」を採用。リチウムイオン電池の繰り返し使用回数は約700～900回で、2年間の保証付き。また、全車が自転車協会による「BAA基準適合車」、日本PTA全国協議会からの推薦商品となっている。回生充電機能は備えていない。

ビビ・EX BE-ENE434/634	ビビ・DX BE-END434/634	ビビ・DX・スペシャルデザイン　BE-ENDS634

ビビ・SX　BE-ENS434/634	ビビ・SX・シティ BE-ENK734

ビビタフネス　BE-ENL734	ビビ・DX・シティ BE-ENDT734