日立、賃貸住宅のミニキッチンに対応する2口IHクッキングヒーター

コンパクト2口IHクッキングヒーター HT-40

　日立アプライアンスは、賃貸住宅などのミニキッチンに対応するビルトインタイプのIHクッキングヒーター「コンパクト2口IHクッキングヒーター HT-40」を5月25日より発売する。希望小売価格は165,900円。

　コンパクトなキッチンにも対応する本体幅45cmのIHクッキングヒーター。HT-40ではコンパクトサイズながら、一般的な3口タイプのIHクッキングヒーターと同様の3.0kWのIHヒーターを採用している点が特徴。3.0kWヒーターを搭載しているのは本体左側のヒーターで、火力が強いため、ステーキや炒めものがおいしく調理できるという。また、12段階の火力調節機能を搭載する。なお、右側ヒーターは2.0kWで、火力調節は10段階。

　そのほかの調理機能では、約150℃～200℃までの温度帯を6段階で設定できる揚げ物機能を左ヒーターに、加熱時間を最大約99分まで設定できるタイマー機能を右ヒーターにそれぞれ採用する。

　安全面では、左右のIHヒーターの中央と周辺の合計4カ所に温度センサーを搭載する。これにより、常温から約300℃までの調理温度帯の鍋底温度を広範囲で検知し、鍋の温度が高くなりすぎた場合は自動で運転を停止するという。また、チャイルドロック機能も備える。

　操作面では、火力調整がすぐにできるように「弱火」「中火」「強火」のキーをそれぞれ設けたほか、初めて使うときも簡単に操作できるように、操作が必要なキーが光る機能を搭載する。

操作部

　本体は汚れが拭き取りやすいガラス製のトッププレートを採用。本体上面後部の排気カバーは手入れしやすいように、簡単に取り外しできる構造とした。

　本体サイズは450×520×76mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約8.5kg。電源は単相200Vで、消費電力は4.0kW。待機時の消費電力は0.05W未満。