アイリスオーヤマ、静音モード搭載のサーキュレーター

「サーキュレーター 静音タイプ ENC-20K」

 アイリスオーヤマは、静音モード搭載の「サーキュレーター 静音タイプ ENC-20K」を発売した。店頭参考価格は4,500円前後。

 静音モードを搭載したサーキュレーター。静音モードでの運転音は、同社の従来製品48dBよりも小さい35dBとなった。就寝時に使用しても気にならないという。運転モードは、静音モード/中/強3段階から選べる。

 機能面では、ファンの角度調整機能を搭載した。角度調整は、上に90度、下に20度の範囲で6段階に調節可能。夏場には、床にたまった冷たい空気を拡散したり、エアコン送風口に向けて冷気を部屋全体に循環させるほか、冬には天井にたまった暖気を循環させるのにも効果的だという。また静音モードであれば、扇風機としても利用できるという。

 また、前面パネルが取り外せるため、内部も簡単に掃除できる。

 同社では、室内の空気を循環させるサーキュレーターを利用することで、エアコンの運転効率が上がり、体感温度も改善するとしている。これにより、エアコンの消費電力は、エアコンの設定温度に換算すると2℃分に当たる20%の節電効果があるという。

 本体サイズは290×190×310mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は2kg。適応畳数は4.5~6畳。本体カラーは白と黒。消費電力は静音モードで20W、中で34W、強で50W。

「サーキュレーター 静音タイプ ENC-20」

 下位モデルとして、左右の角度調整機能がない「サーキュレーター静音タイプ ENC-20」も同時に発売した。店頭参考価格は3,500円。







(小林 樹)

2011年5月17日 14:49