セイコー、“お遍路さん”気分が味わえる歩数計

セイコースポーツライフ 「ポケット歩数計 四国八十八箇所巡り」

 セイコースポーツライフは、歩行距離を四国八十八箇所巡りに換算する「ポケット歩数計 四国八十八箇所巡り」を3月下旬より発売する。希望小売価格は6,825円。

 歩行距離を実際の街道にあてはめた歩数計「五街道」に続く、仮想ウォーキングシリーズ第2弾。今回は実際の歩行距離を「四国八十八箇所巡り」(遍路)に換算し、仮想ウォーキングを行える点が最大の特徴となる。

 「四国八十八箇所巡り」とは、四国の88カ所の札所(寺院)を巡礼する行為のこと。総歩行距離は1077.4km。

 製品では、6つの距離が異なるコースの選択が可能。88カ所を全て巡る「通し打ち」コースや、1つの県に絞って巡る「一国参り」コースなどがある。これにより、目標を持って長期間のウォーキングに取り組めるという。

 機能面では、札所に到着するまでの時間や所要歩数を確認する札所記録を搭載する。また、札所に到着したり、コースを達成すると、表示とアラームで知らせる機能も備える。

 本体には、札所一覧と札所図も同梱。札所間の距離や、スタートからの累積距離が確認できる。札所図は白地図として到達した札所を塗りつぶしていけば、達成感が味わえるという。

札所記録と巡礼モードの表示コースは全6種類。順序とは逆に回る「逆打ちコース」も札所一覧・札所図付き

 本体サイズは、68×10.1×36mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約28g。電源はリチウム電池CR20251個。1日12時間使用した場合の電池寿命は約1年。歩数の計測には2軸の加速度センサーを使用する。

 本体カラーは遍路装具をイメージし、白衣の「白」を基調に、表示部の周囲には輪袈裟の「紫」をあしらい、ボタンは御朱印の「赤」にしたという。

「五街道」と「四国八十八箇所巡り」ポケットサイズ




(小林 樹)

2011年3月4日 12:43