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ネスプレッソでラテアート。豊かな泡立ちミルク楽しむ贅沢モデル登場

ヴァーチュオ クレアティスタ

ネスレネスプレッソ(NESPRESSO)は、ラテアートも手軽に楽しめるカプセルコーヒーメーカー「ヴァーチュオ クレアティスタ」を10月10日に発売する。価格は99,000円。

エスプレッソカップ(約40ml)やラージサイズのマグ(約230ml)、カラフェ(約535ml)といった様々なサイズのコーヒーを、豊かなクレマ(泡)とともに楽しめるヴァーチュオシリーズで初めて、全自動スチームパイプを搭載したモデル。牛乳などできめ細かなフォームミルクを作って、付属のミルクジャグからコーヒーへ注ぎ、ラテアートなども手軽にできるようになっている。

30種類以上用意するヴァーチュオ専用のコーヒーから選んだ味わいにフォームミルクを加えることで、自宅にバリスタがいるようなコーヒータイムを楽しめるという。

本体右側に全自動スチームパイプを装備

フォームミルクの温度やテクスチャーの調節が可能なミルク温度ボタンと、ミルクテクスチャーボタンを搭載。それぞれ3段階から好みのレベルに設定してスチームボタンを押すことで、カフェラテやラテマキアートなどのミルクメニューそれぞれに適したフォームミルクを簡単に作れる。水タンク容量は約2L、付属するミルクジャグ容量は約0.24L。

ミルクの調整が可能
ラテアートなども家庭で楽しめる

コーヒーの抽出は、ネスプレッソ独自の「セントリフュージョン(遠心力抽出法)」により、カプセルを回転させながら遠心力を使って湯を注入、カプセル内のコーヒー挽き豆(粉)全体に湯を行きわたらせて蒸らすことで、種類ごとの個性豊かなアロマと味わいを引き出す。

1ボタンでコーヒーの濃度を調節して抽出するコーヒークリエーションズモードも装備。通常よりも濃く少量で抽出され、ミルクレシピでも濃厚な味わいを楽しめるようになっている。

ミルクは牛乳だけでなく豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクにも対応。なお泡立ちについては植物性ミルクに比べると、牛乳の方が豊かになる。

本体デザインは、なめらかな曲線フォルムが特徴的で、ステンレススチールで仕上げた。本体サイズは19×40.7×31.5cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.3kg。定格消費電力は1,500W。

ステンレススチールの高級感あるデザイン
バリスタの澤田洋史さんがラテアートなどをデモ。「ここまでミルクがきめ細かいと、注ぐだけでラテアートが簡単に描けました」と評価

20年かけて開発した数量限定コーヒー「No.20」を体験

数量限定コーヒー「No.20」

カプセルの新製品として、「オリジナル」と「ヴァーチュオ」向けの数量限定コーヒー「No.20(ナンバートゥエンティ)」を10月8日から発売。研究開発に20年をかけたことから名づけられた新品種の味わいを、発売前に体験した。

「No.20」は、ネスプレッソの占用品種で新開発されたコーヒー。これまで生産者が何世代にもわたり伝統的に取り組んでいる、複数の品種を交配してより上質なコーヒーを生み出す手法からインスピレーションを得て生まれた。

2003年以来、ネスプレッソの専門家チームが研究を重ねて特別なアラビカ品種が誕生。これをコロンビア、ニカラグア、インドネシアでテスト栽培を重ね、最も良く育つ土壌を保有するコロンビアのカウカ県とカルダス県の緑豊かな山岳地帯のテロワール(産地によって生まれる違いや特徴など)を生産地として選んだ。

表面のきめ細かなクレマで目でも楽しめて、カップを揺らすと上品でさわやかな香りが立ち上ってくる。飲んでみると果実感のあふれる豊かな酸味が印象的で、苦みと甘みも舌に重なるように広がった。ペアリングとしてシロップがけのオランジェットとともに味わうと、No.20の持つ甘みもしっかりと感じられ、エスプレッソの新しい味わいが楽しめた。朝食などにさわやかなアクセントが欲しいときだけでなく、スイーツとの組み合わせでゆっくりエスプレッソを楽しみたいシーンにも合いそうだ。

No.20を体験
豊かなクレマ
ネスレネスプレッソのシルヴァン・シマール代表取締役社長は「No.20はネスプレッソにとって宝石のような存在」とコメント