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TOTOのお風呂はタッチでシャワー調節 ウルトラファインバブル浴びられる
2024年6月20日 15:05
TOTOは、システムバスルーム「SYNLA(シンラ)」を6年ぶりにフルモデルチェンジし、8月21日に発売する。仕様の異なる5タイプを展開。価格はサイズによって異なり、戸建て住宅向けの1616(1坪サイズ)は、Gタイプ3,337,000円、Bタイプ2,955,000円、Rタイプ2,400,000円、Dタイプ1,877,000円、Cタイプ1,476,000円。
新築戸建てや、マンションなどのリモデル(リフォーム)向けシステムバスルームのハイエンドモデル。浴室に対する「清潔に保ちたい」「手入れを手早くしたい」といった不動のニーズに加え、近年「リラックス・リフレッシュしたい」ニーズが増えていることから、入浴時の心地よさを追求し、上質なデザインを採用。よりリラックス・リフレッシュできる浴室環境を提供する。
吐水/止水、流量、温度調節などの操作をタッチ式リモコンに集約した「スマートタッチ水栓」を初採用。リモコンを浴室壁面に設置することで操作しやすくし、水栓カウンターの薄型化も実現した。カウンターの厚さは従来から12mm薄い16mmで、すっきりしたデザインに仕上げている。
水栓には新たに「温水準備機能」を追加。配管に残っている冷たい水をカウンター下から吐水することで、すぐに温かい湯を使えるようにする。同機能は脱衣所側のリモコンで操作するため、入浴前に「温水準備機能」ボタンを押しておけば、冬場でもすぐに温かいシャワーを浴びられるという。
シャワーヘッドには、ウルトラファインバブルを含んだミストモードを搭載した「コンフォートウエーブシャワー 3モード(ミスト)」を採用する。
シンラは幅広水流で肩を温める「肩楽湯」や、リラックス空間を演出する調光調色システムなどが特徴。これまでは機能ごとに独立したリモコンを用意していたが、新たにスマートタッチ水栓と同デザインのリモコンにまとめることで、統一感を持たせつつ操作性も向上させた。
Bタイプには「カームベンチ」を採用。半身浴後に座ってボディケアを行なうといった使用シーンを想定している。新たにベンチの背もたれ部分の接触面積を増やし、身体にかかる負荷を分散。ベンチはファブリック調に仕上げ、座り心地のよさと滑りにくさを両立した。
デザイン面では自然を感じるカラーや素材、モチーフを取り入れ、上質感を進化させた。
冬場にも冷たくなく、翌朝には乾いている快適性が特徴の「お掃除ラクラクほっカラリ床」は、織物のような質感の「布調」と、天然石のような風合いの「石調」が新登場。浴槽にはブラウン系の新色「エレノアマローネ」を追加する。
自動洗浄機能も継承。カウンター下から水道水をワイパーのように散布して洗い流す「床ワイパー洗浄(きれい除菌水)」を採用するほか、お湯と洗剤を浴槽に噴射し、自動で浴槽内を洗う「おそうじ浴槽」もオプションで選択可能。
フルモデルチェンジしたシンラのコンセプトは、「上質をつむぐ。心をほどく」。上質なデザインと浴室での過ごし方を追求し、癒し・居心地・ゆとりの3つの価値を提供するとしている。