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abienの1枚焼きトースター 素早くカリふわ食感

abien BREAD GRILL

abienは、両面グリル型の1枚焼きトースター「abien BREAD GRILL(アビエン ブレッドグリル)」を5月24日より一般販売開始する。価格は27,500円。

上下のプレートで食パンを挟み込み、両面を直接グリルするトースター。同社のホットプレートabien MAGIC GRILLに使われているフィルム状の「サーキットヒーター」をプレートに配置。このプレートをパン表面に密着させて表面を焼き上げる。庫内温度とパンの温度の差を抑えて熱効率を高め、水分を閉じ込めた状態で焼ける。

パン1枚を挟んで焼く

2月にMakuakeで先行販売し、約870万円の支援を集めていた製品。そのプロジェクトで受けた声やフィードバックなどを反映し、モード設定や細部を改良した製品を一般販売する。

均一なヒーターと適度なプレスで素早く“カリふわ”食感

サーキットヒーター内蔵プレートで挟み込んで焼くことで、両面の焼きムラを抑えると同時に、表面がカリッとした食感に仕上げる。

プレート部分に薄型のサーキットヒーターを内蔵

表面をほどよく焼きながら、中のふんわり感を残すために独自のプレス構造を開発。プレートを上下のバネで支える構造になっており、4~8枚切りの食パンそれぞれの厚みに応じた力加減でプレスし、ふわふわ感を残しながら外はカリッと焼き上げる。耳はしっかりプレスされ、カリッとしたクリスピーな食感になり、外側と内部のコントラストが特徴的な仕上がりになる。

バネの力で適度にプレス
表面がカリッとして中はもっちりフワフワに

パンを焼くモードは4種類。「薄切りパントースト」は6~8枚切り推奨、「厚切りパントースト」は4~5枚切り推奨。冷凍パンには「冷凍薄切りパントースト」、「冷凍厚切りパントースト」のモードがある。

操作するダイヤル部分

どのモードでも、約100秒の予熱によりプレートが約200℃まで温まり、その後にモードごとの火力に調整。外を焦がしすぎずに中まで火入れできるように設定されている。例えばバターの配合が多い食パンには厚切りでも「薄切りパントースト」で焼くなど、焼き加減を好みでアレンジして楽しめる。

予熱後の、モードごとの焼き上がり時間は、「薄切りパントースト」が約60秒、「厚切りパントースト」が約90秒、「冷凍薄切りパントースト」が約110秒、「冷凍厚切りパントースト」が約150秒。

4枚切り食パンをトースト
4枚切りのトースト中の内部の温度変化。一般的なトースターに比べて素早く焼き上げ、中の水分が逃げるのも防ぐ

1枚焼きのため、連続して焼く使い方も想定。どのモードでも焼き終わりの時点で、焼き始めと同じ温度になるように設定されているため、次の1枚を焼く場合も焼け過ぎを抑えつつ同様の焼き目にできる。

プレートは本体から取り外して丸洗い可能。表面のコーティングにより汚れが落ちやすく、食器用洗剤も使える。上下のプレートは同じ形のため、どちらにも装着できる。

安全面に配慮して、上のプレートが簡単に開かないようにロック機構を設けている。ロックは手前のノブを軽く持ち上げると解除になるため、パンを持っていても片手でロックを外せる。

本体サイズは180×300×120mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.1kg。消費電力は1,200W。カラーはブラックとホワイトの2色展開。電源コード長は約1.8m。

カラーはブラックとホワイト