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マキタから芝刈りロボット バッテリー少ないと自動で充電

ロボット芝刈機「ロボットモア RM350D」

マキタは、芝刈りと充電を自動で行なうバッテリー内蔵型のロボット芝刈機「ロボットモア RM350D」を発売する。価格は68万円(税別)。公共施設や事業所の緑地、校庭や園庭、一般住宅などの芝刈作業を想定している。

バッテリー内蔵型のロボット芝刈機

あらかじめ敷設した境界ワイヤー(電線)内を、ランダムに走行しながら芝を刈る。バッテリー残量を自動で認識し、残量が低下すると自動で充電ステーションへ帰還。充電完了後は、再度芝刈り作業を開始する。

1充電あたりの連続作業時間は約2時間15分で、最大作業面積は約3,500m2。充電時間は約40分で、同社によればクラス最短だという。

芝刈設定は本体の操作パネルで行なう。何曜日の何時に作業するかのスケジュール設定や、刈高さの設定が可能。なお刈込幅は240mm。刈高さは20~60mmの範囲で5mm間隔の9段階設定が可能。

操作パネルでは、盗難防止用の4桁のパスワードを設定でき、本体が持ち上げられた時には、警告アラームが鳴る。トップカバーは工具不要で着脱でき、丸洗いが可能。ただし高圧水での洗浄には対応しない。本体はIPX4防水仕様。

操作パネルでスケジュール設定や刈高さの設定などが可能

本体サイズは560×700×270mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは13.6kg。最大登坂角度は26度。充電ステーション、150mのワイヤー、ペグ、コネクタ、カプラ、替刃などが付属する。