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パナソニック、ゴミ捨ての手間を省くドック付きスティック掃除機
2023年10月24日 14:05
パナソニックは、自動ゴミ収集のクリーンドックを備えたスティック掃除機「MC-NS100K」と「MC-NX700K」を11月下旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格と発売時期は、スタンダード機のMC-NS100Kが65,000円前後で11月下旬、長時間バッテリーやハイパワーが特徴のMC-NX700Kは80,000円前後で2024年3月下旬。
スティック掃除機本体と、ゴミ自動収集機のクリーンドックを別にした「セパレート型コードレススティック掃除機」の新モデル。掃除の後にスティックをドックに戻すと自動でゴミを収集するため、毎回ゴミ捨てする必要がない。スティック本体の集じん方式は、スタンダード機MC-NS100Kが紙パックレスで、MC-NX700Kはフィルターレスサイクロン式。クリーンドックはいずれも紙パック式。
“ふき掃除”できてゴミ収集が静かになった「バランスモデル」
「バランスモデル」と位置付けられるMC-NS100Kは、2022年に発売したMC-NS10Kに比べて、ゴミ収集のクリーンドックの運転音を4dB低減。ゴミ収集時の音を一時的に止めるモードもスティック本体側に備える。
集じん容積はスティック本体が0.05L、クリーンドックが0.8L。自動でゴミ収集した後のゴミ捨ては、使用頻度にもよるが1.5カ月に1回ほどで済むという。クリーンドックには除菌・脱臭用にナノイーXを搭載し、ゴミ収集後のニオイにも配慮した。
新機能として「ふき掃除」に対応。ヘッド部からマイナスイオンを放出することで静電気を抑えて、プラスに帯電したハウスダストや菌まで引きはがし、フローリングがツルツルになるという。この機能は常時有効な状態となっており、水拭きではなく乾いた状態での掃除となる。
ヘッド部のタイプはパワーノズルで、ブラシは円すい形状のダブルブラシで髪の毛などがからみつかないようにした「からまないブラシ」を備える。
クリーンセンサーも備え、ゴミがある状態とキレイになった状態を、前面のLEDの色で判別できる。
バッテリーの着脱がしやすくなったのも特徴。別売バッテリーと組み合わせて長時間利用できる。連続運転時間はHIGHモード約6分、AUTOモード約10～15分。充電時間は約3時間。
本体サイズと重量は、213×130×1,045mm(幅×奥行き×高さ)、1.5kg。クリーンドックは134×282×417mm(同)、3kg。運転音は本体が約64～72dB、クリーンドック約27～65dB。すき間用ノズルと紙パック「AMC-U2」1枚が付属する。
2カ月ゴミ捨て不要の「パワー＆スタミナモデル」
「パワー＆スタミナモデル」と位置付けられるMC-NX700Kは、長時間使えるバッテリーを備え、広い部屋や、一度に家じゅうを掃除したい場合などにも適している。ハンドル形状は上記NS100Kと異なる。
長時間バッテリーを備え、強力なHIGHモードでも約10分使える。ハイパワーモーターと、より性能の高いパワーノズルを備え、部屋の隅々までキレイに掃除できるという。
ヘッド部のタイプはパワーノズルで、「からまないブラシ」も備える。上記のNS100Kと同様にマイナスイオンによるふき掃除機能を備えるほか、クリーンドックにはナノイーXを搭載。ゴミ収集した後もニオイなどが気にならず、リビングにも安心して置けるという。
集じん容積はスティック本体が0.15L、クリーンドックが0.9L。上記NS100Kよりも多くゴミをためられるため、使用頻度にもよるがゴミ捨ては約2カ月に1回としている。
連続運転時間はHIGHモード約10分、AUTOモード約16～28分、LONGモード約35分/70分(パワーノズル/すき間ノズル)。充電時間は約3時間。
本体サイズと重量は、253×193×1,130mm(幅×奥行き×高さ)、2kg。クリーンドックは220×331×782mm(同)、3.8kg。運転音は本体が約59～64dB、クリーンドック約27～69dB。ふとん清潔ノズル、ブラシ付きすき間ノズル、紙パック「AMC-U2」1枚が付属する。
クリーンドック付きは3つから選べる。ヘッドが変形するモデルも
今回のバランスモデル「MC-NS100K」やパワー&スタミナモデル「MC-NX700K」に加え、ヘッドのノズル部が変形するフローリング/畳専用モデル「MC-NS70F」も用意。クリーンドック付きモデルは3モデルに拡大される。なお、MC-NS70Fについては別記事で掲載している。
2023年10月24日 13:23