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レコルト、ごはんとおかずを同時に作れる炊飯器
2023年9月4日 08:05
ウィナーズは、キッチン家電ブランド「レコルト」から「クッキングライスクッカー RCR-2」を10月24日に発売する。価格は12,100円。記事後半では実際に試食した感想を紹介する。
ごはんとおかずが同時に調理できる炊飯器。洗ったお米を内釜に入れてセットし、その上に食材を入れた調理トレイをセットし調理すると、ごはんを炊く際に出る蒸気を利用して、おかずを同時に作ることができる。おかずとの同時調理では1.5合、ごはんのみの場合は3合まで炊飯可能。おかずは1~2人分作れる。
メニューは「白米」「ていねい炊き」「早炊き」「玄米」「おかゆ」「低温調理」「蒸す/煮る」の7種類を搭載。ごはんとおかずの同時調理ができる「白米」「ていねい炊き」「早炊き」モードのほか、「蒸す/煮る」モードでは、おかずとおかずの調理が可能。手間のかかる煮込み料理も手軽にできるとする。なお調理時間は「白米」モードで約35分。
また炊飯器の機能として定番となった「玄米」「おかゆ」「低温調理」モードも備える。さらに「ていねい炊き」モードでは、お米をしっかり浸水させるため、お弁当や冷凍ごはんにしても美味しいという。
内釜には白色のセラミックコーティングを施した。通常の炊飯釜は黒いイメージがあるが、同製品は炊飯だけでなくおかずも作れることから、料理の見栄えも意識してあえて白いコーティングにしたという。
本体サイズは約196×251×191mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.1kg。消費電力は300W。本体カラーはクリームホワイト、グレーの2色。セット内容は、内フタ、内釜、調理トレイ、計量カップ(約1合=約180ml)、しゃもじ、シリコンミトン1組(2個)、電源コード、専用レシピブック。
31種類のレシピを収録。ごはん×おかずの組み合わせ変更もできる
'14年には、本体底面に水を入れて使用する「ヘルシーコトコト」を発売。湯煎による調理方法から進化し、新たに炊飯器から立ち上がる水蒸気を利用して、上で蒸し料理を作ることができるようになった。90~100℃前後の温度でしっかりと熱を加えて調理する。炊飯容量も、従来の2合から3合に増えた。
またお米ではなくても、内釜に水分があれば調理ができるため、スープや煮込みのおかずとの同時調理にも対応する。
付属のレシピブックにも収録されている、しょうがごはんとブリの梅照り煮を試食したところ、ごはんはしっかりと炊けており、オリーブオイルを入れているからかツヤッとしていて美味しかった。しょうがの香りも食欲をそそる。またブリの梅照り煮もふっくら仕上がり、味が染み染みでごはんが進んだ。ひっくり返す工程がない分、上の方は味が薄いのかと思っていたが、そんなことはなかった。
レシピブックには31種類のレシピを掲載。「白米」モードで作るレシピの場合は、ごはんとおかずの組み合わせを変えて作ることができ、食べ飽きずに何通りもの組み合わせで楽しむことができる。またレシピブックにない料理を作りたいときは、似ているレシピを探して、材料を変えて作ることも可能。
内フタの中のパーツは、分解して洗浄が可能。手入れもしやすいとする。