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ノーリツ、鍋底温度が1℃単位で分かり料理しやすいガスコンロ

ガスビルトインコンロ「Orche(オルシェ)」シリーズ

ノーリツは、調理サポート機能を充実させた中級価格帯のガスビルトインコンロ「Orche(オルシェ)」シリーズを、8月1日に発売する。ラインナップと価格は、天板サイズ75cmが280,390円〜290,070円で、同60cmが274,340円〜284,020円。

調理中の鍋底の温度を1℃単位で表示するほか、設定した温度に火力を自動調整する「温度クック機能」を新たに搭載した。

温度を表示することで、具材投入などのタイミングがつかみやすくなり、調理の再現性やスキルアップに繋がるとする。

温度を把握できることで、調理の再現性やスキルアップに繋がる

そのほか、裏返しのタイミングを音声で知らせてくれ、焼き加減の難しさを解決する「焼サポート機能」、同時調理をサポートする「温度キープ+タイマー併用機能」、時短でおいしくご飯を炊く「ごはん早炊きモード」を搭載する。

またグリル部には、従来品以上の調理性向上のため、形状にこだわった新グリル容器「ロティプレート」を採用している。

約1,700のレシピを掲載したアプリと連携可能

対応アプリ「つなぐレシピ」でスマートフォンとのBluetooth連携が可能。約1,700の掲載レシピをコンロ本体に送信でき、簡単に調理が始められるという。

アプリには、調理の記録や感想をメモできる「レシピノート」を備え、自分だけのレシピノートが作成可能。そのほか、点火ボタンの戻し忘れや長時間の調理のアラートなどを通知したり、レシピをお気に入り登録したり、ユーザーに人気のレシピをランキングから探すこともできる。

また同アプリは、後述するレンジフードとWi-Fi接続でき、遠隔操作を行なえる。さらに、ガスビルトインコンロ「Orche」と組み合わせて使うと、遠隔でコンロの使用状況が確認できるという。

レンジフードのハイエンドモデルを同時発売

同社は、ファンの手入れが10年間不要という、レンジフードのハイエンドモデル「easia(イージア)」を、8月1日に発売する。ラインナップは間口が60/75/90cmの3モデル。価格は順に、257,950円、270,710円、283,360円。

レンジフード「easia(イージア)」

レンジフードのファンの手前に3層構造のフィルター「サイレント・クリーンフィルター」を配置し、約93%の油やホコリをブロックする設計となっている。

そのためファン自体の手入れは10年間不要。日頃のメンテナンスでは、レンジフードの真下の吸い込み口を覆う整流板を拭けば良いという。なお整流板にはオイルガード塗装が施されているため、汚れが簡単に落ちるとする。そのほか3カ月に1回を目安に、前述の「サイレント・クリーンフィルター」の手入れを推奨している。

3層構造で油などをブロックして、ファンが汚れるのを防ぐ「サイレント・クリーンフィルター」