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SwitchBot、操作がより快適なスマートリモコン。注目のMatter初対応

SwitchBotハブ2

SWITCHBOTは、スマートホームの新規格「Matter(マター)」に対応したスマートリモコン「SwitchBotハブ2」を3月24日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は9,970円。

スマートホームのMatterは、AppleやAmazon、Googleなどが賛同し、対応するスマートスピーカー製品も登場している。大きな特徴として、スマートホーム製品のメーカーやブランドを越えた連携で利便性が向上することが期待されている。

SwichBotハブ2は、エアコンや照明、テレビなど複数の家電製品のリモコン操作をまとめてスマホや音声などで操作できる、赤外線搭載のスマートリモコン。

Wi-FiのIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)と、Bluetooth Low Energy 4.2の通信機能、赤外線送信機能を備え、対応する家電やデジタル機器と連携する。

赤外線の送信範囲が従来機SwitchBot ハブミニの約2倍に強化され、より遠くの機器も操作しやすくなった。また、温湿度センサーをケーブルに備え、新たに搭載した画面表示ですぐに把握できるようになっている。

家の様々な場所で使えるSwitchBot製品
赤外線送信範囲を2倍に強化
本体で温度と湿度が一目で分かる

新たにMatter対応となったことで、Matterを介した制御が可能になる。同社のBluetooth対応製品であるSwitchBot カーテンとも連携し、Apple HomeKitのホームアプリからのカーテンの開閉操作や、HomePod/Apple Watchでの操作もできるようになる。

SwitchBotハブ2と連携するMatter対応/対応予定製品

エアコン操作では、エアコンのリモコンから発信された赤外線の情報をSwitchBotハブ2が受信して、同時にアプリへ反映してリアルタイムで同期を行なうIR Decoding機能も搭載。物理リモコンで操作した場合もアプリとリモコンの状態のズレを解消して同期させることができる。

Wi-Fi経由で操作していた時、もし通信が途切れても、引き続きBluetooth経由で操作できる機能も新たに搭載した。

新モデルSwitchBotハブ2(左)と従来のSwitchBot ハブミニ(右)の比較

本体サイズは約80×70×23mm(幅×奥行き×高さ)、重量は63g。温湿度センサー搭載ケーブルや両面テープなどが付属する。