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タイガー、噛むほどに甘い弾力ごはんを目指した炊飯器
2022年6月1日 13:05
タイガー魔法瓶は、圧力IHジャー炊飯器「炊きたて JPI-S型」を8月1日に発売する。5.5合炊き「JPI-S100」と、1升炊き「JPI-S180」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、76,800円前後、79,800円前後。
土鍋の高火力と蓄熱性、泡立ちを再現する「ご泡火炊き」に加えて、新たに土鍋炊きの温度コントロールを参考にした「旨み粒立(つぶだ)ち炊飯プログラム」と、ごはんから出る蒸発水量をコントロールする「粒立ち保温プログラム」の、3つの火技を搭載。
「ご泡火炊き」では、金属釜の内なべに火力を高める蓄熱性の高い土鍋素材のコーティングと、お米をやさしく包み込む泡立ち加工を施し、高火力とやさしい泡立ちでごはんを炊きあげるという。
その「ご泡火炊き」に欠かせないのが、9層の多層鍋に、蓄熱性と熱伝導性のよい素材をコーティングした内なべ「遠赤9層土鍋かまどコート釜~ご泡火仕上げ~」。内なべの外側上部には熱伝導性の高い銅素材を使用した「かまどコーティング」を、下部には蓄熱性の高い土鍋素材を使用した「土鍋蓄熱コーティング」を施している。また内なべの内側には遠赤効果を高めてお米のおいしさを引き出す「遠赤土鍋コーティング」を施したとする。
また新搭載の「旨み粒立ち炊飯プログラム」は、土鍋圧力IHジャー炊飯器の温度コントロールを参考に開発した温度制御。弾力のあるふっくらとした炊きあがりを実現する。あわせて「粒立ち保温プログラム」では、時間がたってもふっくらしたごはんを味わえるとする。
そのほか、茶碗1~2杯分など、少ない量でもしっかりおいしく炊ける「少量旨火炊き」を搭載。「JPI-S100」は0.5合から、「JPI-S180」は1合から炊飯できる。また「少量高速」では、「JPI-S100」は茶碗1杯(0.5合)が最短約15分で、「JPI-S180」は1合が最短約17分で炊飯できる。
毎日の手入れは、内なべと着脱式のスチームキャップ、内ぶたの3点のみ。パーツの取り外しも簡単でスチームキャップと内ぶたは食器洗い乾燥機にも対応する。内なべにはとっ手がついているので取り外しやすくて持ちやすく、本体は凹凸が少ない天面なので拭きやすくなっているという。
内なべに水を入れて加熱し、圧力をかけて洗浄し、炊飯器に付着したにおいや汚れを約29分で取れやすくする「圧力洗浄コース」を搭載。
「JPI-S100」の本体サイズは約252×302×211mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約5.4kg。最大消費電力は1,200W。年間消費電力量は87.5kWh/年。1回当りの炊飯時消費電力量は171Whで、保温時消費電力量は17.2Wh。本体カラーはスレートブラックとミストホワイトの2色。