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キヤノンからデスクライト型のワイヤレススピーカー。アルミ削り出しボディ

albos Light & Speaker「ML-A」

キヤノンマーケティングジャパンは、デスクライトを備えたBluetoothスピーカー「albos Light & Speaker ML-A」の先行予約販売を、5月11日からMakuakeで開始した。発送は9月末を予定。一般発売の開始時期は未定だが、価格は40,800円(税別)。なおマクアケでは、36,000円から購入可能(5月11日13時現在)。

デスクライトを備えたBluetoothスピーカー

アルミ削り出しの円筒型モバイルスピーカーと、アームランプ型のスポットライトを組み合わせた設計。キヤノンが立ち上げる新ブランド「albos(アルボス)」の製品として展開する。製造はキヤノン電子。

本体上部には、50mm径の球面設計のフルレンジスピーカー(インピーダンス 4Ω)を上方に向けて配置。音を360度の、全周に拡散する設計だとする。本体下部にはパッシブラジエーターを備え、迫力のある重低音を実現する。

そのほか、音声データをデジタルで処理する、高性能なDSP(デジタル シグナル プロセッサ)を搭載。音楽のカテゴリーを選ばない、オールジャンル対応のチューニングを施したとする。

Bluetooth Ver.5.0に対応し、スマートフォンなどと接続して、気軽に音楽が楽しめる。Bluetoothの対応プロファイルはA2DPで、音声コーデックはSBCのみ。有線での音声入力には対応しない。

本体上部に配置された、50mm径のフルレンジスピーカー
360度の全周に、サウンドを拡散する

LEDライトについては、本体下部(台座)から伸びる、2本のアームの先に配置される。アームは左右に25度可動するほか、ライト部自体が最大270度チルトできる。加えて、台座自体が360度回転させられ、最大輝度(明るさ)300lmのスポットを、当てたいところに、自在に当てられるとする。

2本のアームの先に配置されるLEDライト
アーム、ライト部の角度を変えられるほか、台座を回転できる

LEDライトは、昼白色と暖色の2色で切り替えられ、色温度はそれぞれ6,450Kと3,450K。「弱/中/強」の3段階での調光が可能。

本体の素材には、削り出しのアルミニウムを採用。上質なサウンドを実現するという実用性を高めると同時に、インテリアアイテムとしてもちょうどよい存在感を醸し出すとする。

アルミ削り出しの筐体
LEDライトは、昼白色と暖色の2色で切り替えられる

本体には2,600mAhのリチウムイオン電池を内蔵し、充電時間は約3時間。USB Type-Cでの充電に対応。バッテリーの持続時間は、ライト点灯時が約8時間(強モード)で、音楽再生時が約5時間、ライトを点灯しつつ音楽再生する場合には約3時間となる。

本体サイズは約122×310mm(直径×高さ)。重さは約1.6kg。本体カラーは、ブラックとシルバーの2色。

なお、ブランド名の「albos」は、「always by our side(いつも私たちの側に)」を略したもの。人が幸せを感じる快適な空間づくりを目指すとする。第1弾となる「albos Light & Speaker ML-A」は、自宅でゆったりと読書したり、部屋にディスプレイした模型やフィギュアを照らしながら、音楽を聴いたりするのに最適だという。