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背中や脇まわりが涼しい「水冷式ウエア」凍らせたペットボトルで冷やす
2022年4月19日 09:05
山善は、凍ったペットボトルと約150mlの水を使う、水冷式ウエア「DIRECT COOL」シリーズを発売する。ラインナップは、プロ仕様の「DIRECT COOL DC-B02」と、一般仕様の「DIRECT COOL DC-B01」。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、16,800円前後、12,800円前後。
冷たい水をウエア内に循環させて、ダイレクトに体を冷やすリュック型の水冷ウエア。
本体は、トレイルランニング用のリュックを参考にし、重さを感じにくく動きやすい設計。
使い方は、まずウエア(リュック)前面のキャップを外し、約150mlの水を注ぎ入れる。さらに容量500〜650mlの凍らせたペットボトルを、そのまま入れる。電源をオンにすると、内蔵の小型電動ポンプが作動し、凍ったペットボトルによって冷やされた水が、ウエア内部に張り巡らされたシリコンチューブの中を巡回し始める。リュックを着用すると、背中や脇の周辺などを冷やせるという仕組み。
冷却効果が弱くなっても、凍らせたペットボトルを交換するだけで効果を継続させられる。また、凍ったペットボトルは、家庭で用意できるほか、コンビニやスーパーなどでも手軽に購入可能だ。
運転モードは、「連続運転モード」、20秒の作動と45秒の停止を繰り返す「ミドル運転モード」、20秒の作動と1分30秒の停止を繰り返す「ロング運転モード」で切り換え可能。
プロ仕様の「DC-B02」は5,200mAhのバッテリーを内蔵。ロング運転モード時での冷却持続時間は約3時間以上。使用時間の目安は、約10.5時間〜約38時間。また専用タンクが保冷仕様で、一般仕様モデルよりも氷が長持ちする。
一般仕様の「DC-B01」は、3,350mAhのバッテリーを内蔵。ロング運転モード時の冷却持続時間は約3時間で、約7時間〜約24時間の使用が可能。
本品は、電動ファン付きのEFウエアのように、外気を取り込む必要がないため、粉塵が舞う現場でも使用できるとする。また、上から防護服なども着用できる。ファンによる膨らみもなく、配管工事といった狭所での作業にも適しているという。
ウエアサイズは、フリーS〜5L相当(胸囲80〜130cm/肩幅30cm/着丈43cm/前着丈36cm/後着丈47cm)。カラーは、プロ仕様の「DC-B02」がブラック、一般仕様の「DC-B01」がネイビーとグレーの2色。
