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炭酸水でふっくらご飯が炊ける? 新ソーダストリーム発売
2022年2月22日 07:30
ソーダストリームが2月25日以降に発売する炭酸水メーカー「TERRA(テラ)」。従来はねじ込み式だったガスシリンダーを、ワンタッチで取り付け可能なものに一新。片手でも手軽に取り付けられるようになった。価格は15,400円。なお、オンラインショップでは2月1日より販売している。
店頭での販売開始に先立ち、同社は新製品説明会をオンラインで開催。炭酸に詳しい国際医療福祉大学の前田 眞治教授が、炭酸水の効果や活用法を紹介した。
TERRAは、電源に繋がず、上部ボタンを押すことで炭酸水を作る手動モデル。従来はガスシリンダーを取り付ける際、本体取り付け口に差し込み、回して固定する必要があった。TERRAでは本体カバーを取り外した後、取り付け口のハンドルを上げてガスシリンダーを設置し、ハンドルを下げるだけで固定できるようになった。
新製品に使うガスシリンダーは、ピンク色をしたクイックコネクトガスシリンダー。従来の青色のシリンダーはTERRAに使用できない。
製品には1Lのボトルが付属する。別売で0.5Lの持ち運び用ボトル「ソーダストリーム マイボトル」も用意しており、2月25日には新デザイン「プラスチックファイターズ」も発売する。プラスチックファイターズは、ソーダストリームが運営する、環境保全の啓蒙メディアのこと。既販モデルはミントグリーンや白などを基調にしていたが、ブラックカラーを新たにあしらったことで男女問わず使いやすくした。価格は1,980円。
炭酸水を炊飯に使うとごはんがふっくら炊ける? 前田教授が炭酸水料理を紹介
製品説明会では、前田教授が炭酸水の効果を紹介。冷たい炭酸水を飲むことで緊張とリラックスを得られるほか、炭酸水が胃の血管を拡張して栄養の吸収が早くなり、熱中症予防に効果があるという。
炭酸水を飲むのに適したタイミングは、一日を通して何度もあるという。朝は少量の冷たい炭酸水を飲むことで、胃腸の動きが活発になる。午前中の仕事に疲れ午後に向けてやる気を出したい昼に飲むと、疲れを癒しながら活力を得られる。夜は食前に飲むことで食事をよりおいしく食べられるそうだ。
普通に飲んでも効果がある炭酸水だが、料理に使うとオムレツはふんわり焼け、ごはんはふっくら炊き上がるという。米を炊飯する際に水道水と炭酸水で炊き比べる実験を行なったところ、炭酸水で炊いた米のほうがかさが増した。「炭酸水が米の中に染み込み、熱が加わることで炭酸水が膨張して出てくる。これが柔らかさにつながる」と前田教授は説明した。他にも、天ぷらの衣に炭酸を加えることでカラッと揚がり、オムレツに炭酸を加えると中に空洞ができてふんわりと焼けたようだ。「炭酸水のメカニズムがわかったうえで、いろいろなところに応用して楽しんでほしい」と前田教授は説明を締めくくった。