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ベネリ、電動モビリティ「GOCCIA GEV600」に新カラー。グッドデザイン賞受賞記念

ゴッチア GEV600(現行カラー)

ベネリは、これまで展開しているe-bikeに加えて、新たな電動モビリティとしてEスクーター(第一種原動機付自転車電動スクーター)「GOCCIA(ゴッチア) GEV600」を展開中だが、「2021年度グッドデザイン賞」を受賞した記念として、新カラー「メタルグレー×ピンク」「ディープブルー×アイボリー」を追加した。価格は162,800円。

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電動スクーターは2001年から国内で展開されてきたが、アフターケアが行き届かない販路での販売が中心だったこともあり、日常の足としてユーザーの満足を得るには至らなかったという。しかし、コロナ禍やカーボンフリーが叫ばれる昨今において、電動スクーターが担える可能性に着目すべきと考えて開発された。

そこで「電動スクーターの初の市場定着化」を目指し、買いやすい価格設定が必要だと考え、車体を軽量に仕上げ、独自のプログラムにより過不足のない走行距離をバッテリー容量を上げることなく実現した。また、親しみやすいデザインも意識し、特徴のある丸目のヘッドライトなど電動スクーターながらも特徴的で親しみやすいデザインを採用している。

「2021年度グッドデザイン賞」の公式サイトでは、審査委員は以下のような評価をしている。

無駄をそぎ落としたミニマムな構成ながら、カラー仕上げのフレームが明確な主張となっている。シンプルな構成は軽量というメリットを生み、このクラスの電動スクーターとしては走行距離の長さに結実している。メーターの見やすさ、スイッチ類の操作のしやすさも印象的で、バッテリーを着脱式として車載でも室内でも充電できるようにするなど、細部までデザインが行き届いている。内容を考えれば安価であり、スクーターを見直すきっかけになりそうな1台である。

「2021年度グッドデザイン賞」審査委員の評価

新カラー2色を含めたラインナップは、ライトブルー×グレー、レッド×ホワイト、ホワイト×ホワイト、ブラック×グレー、メタルグレー×ピンク、ディープブルー×アイボリーの6色となっている。

新カラーのディープブルー×アイボリー
新カラーのメタルグレー×ピンク