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ハリオからアウトドア向けコーヒー用品ブランド誕生。折りたためるドリッパーなど
2021年10月28日 06:05
ハリオ商事は、アウトドアシーンで使うコーヒーギアブランド「Zebrang(ゼブラン)」を10月26日に立ち上げた。同時にドリッパーなど4製品の発売を開始する。価格は231円~3,300円。
アウトドアでも本当に美味しい一杯を楽しめる世界を実現したいと考えられ誕生した「Zebrang」。「キャンプの楽しみを、もうひとつ持っていこう」をテーマにハリオのコーヒー抽出に関するノウハウと、屋外使用に適した性能を融合したコーヒーギアブランド。キャンプのライトユーザーからプロフェッショナルまで、アウトドアシーンで飲む一杯のコーヒーをより美味しく淹れられるように設計した。第1弾として4製品を発売する。
V60フラットドリッパーは、折り畳み、組み立てが可能なシリコン製アウトドア用ドリッパー。価格は1,650円。
小さな穴はフックに引っ掛けたり、洗浄後乾かす際にも便利に使える。容量は1~4杯分に対応。ソロキャンパーから仲間同士、ファミリーキャンプなどあらゆるアウトドアシーンで使えるサイズだとする。
計量ドリップポットは、湯量が計れてお湯の流れが見える点が特徴。価格は1,650円。
豆本来の味を抽出するには、湯量を測ることは必要不可欠。メモリ付きで、半透明のドリップポットは、外側からでも湯量がわかり、難しいハンドコントロールも視覚からサポートするという。
沸騰したお湯をあえてドリップポットに移し替えることで、コーヒー抽出に最適とされる93℃に近づくとする。また、注口の構造によりお湯を細く注げるとしている。
真空二重マグコーヒーメーカーは、コーヒー粉と熱いお湯だけで手軽に作れる浸漬式を採用する。浸漬式は、コーヒー粉とお湯とを一定時間漬け込むことによって成分を取り出す方法。誰でも安定した抽出ができることが特徴。価格は3,300円。
香りを高めるコーヒーオイルが抽出できるこだわりのメッシュフィルターがついており、コーヒー粉と熱いお湯さえあれば、その場でコーヒーを楽しめるとする。真空断熱式のマグとして、冬のキャンプでも活躍する。
FSC認証を取得したペーパーフィルター。価格は231円。
FSCとは責任ある森林管理を世界に普及させることを目的に設立された国際的な非営利団体で、責任ある森林管理から生産される木材とその製品を識別し、それを消費者に届けることで、責任ある森林管理を消費者が支える仕組みになっているという。本ペーパーフィルターはFSC認証を取得しており、使用することで世界の森林保全に貢献できるとする。
ペーパードリップで淹れたコーヒーは、ペーパーが豆の雑味を吸収するため、クリアな味わいを楽しめるという。