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Anker、4cm角で45W出力の超小型USB-C充電器。新開発GaN IIでさらに小さく
2021年5月25日 17:00
アンカー・ジャパン(Anker)は、最大45W出力で超小型のUSB Type-C充電器「Anker Nano II 45W」を5月25日より発売する。価格は3,390円。
約4cm四方、68gの本体で、USB Type-Cから最大45Wの出力を実現した急速充電器。一般的な45W出力の充電器より約35%小型化したという。スマートフォンやタブレット、MacBookなどを充電できる。
小型と高出力の両立を特徴とするGaN(窒化ガリウム)を使った技術をさらに進化させた「Anker Gan II(ガン ツー)」を採用。米Power Integrations製の電源IC「InnoSwitch 3-Pro」を搭載し、スイッチング周波数を高めて電子部品を省サイズ化した。なお、後述する65Wモデルはさらに高効率な「InnoSwitch 4」を採用している。
その一方で、スイッチング周波数が高くなると発熱やノイズ(EMI)が増加するデメリットにも対策。基板を分割して熱源部品を分散配置する独自の「PCBA 3D スタッキング」を採用。放熱性を向上したほか、回路構成や電子部品配置の最適化を施しており、電力変換効率の向上やノイズ抑制を実現したという。
独自の充電技術「PowerIQ 3.0(Gen2)」搭載のUSB Type-Cを1ポート装備。コンセントに直挿し可能で、プラグは折り畳んで収納できる。本体サイズは約35×41×38mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約68g。入力はAC100~240V(50/60Hz)、出力は5V/3A~20V/2.25A。
その他にも、1台で水拭きにも対応したロボット掃除機の「Eufy RoboVac G30 Hybrid」も同じく5月25日に発売。大容量ポータブル電源も今後ラインナップを拡大し、シリーズ最大容量1,200Wの「PowerHouse III 1200」を2021年冬頃に発売予定。