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暑いのに使えない「エアコン待機者」にならないための試運転とは? パナソニック解説

パナソニックは「エアコン試運転は、お早めに!」にて、繁忙期前のチェックを呼びかけている

パナソニックは、昨年エアコンを購入、または修理した500名を対象に、昨夏エアコンが2週間以上使えなかった「エアコン待機者」の実態を把握する調査を実施した。

同調査によれば、昨年の7月~8月に購入・修理し、エアコンが2週間以上使えなかったと回答した「エアコン待機者」は約4割にのぼったという。これは夏本番のエアコン繁忙期で、販売店や業者の予約が取れなかったため、取り付け工事がすぐに行えなかったことなどが、理由にあげられている。

そこで同社では「エアコン待機者」にならないために、本格的にエアコンを稼働させる時期に入る前に、事前にエアコンを運転し、不具合がないか確認する「試運転」をしておくことが大切だとする。

シーズン前のエアコン試運転の方法

エアコンの具体的な試運転の方法については、パナソニックのエアーマイスター、福田風子氏(パナソニック コンシューマーマーケティングジャパン本部 商品センターエアコン商品企画担当)が解説している。

Step1 コンセントにホコリがないか確認
エアコンのブレーカーが「入」になっているか、さらに電源プラグやコンセント周りにホコリが溜まっていないことを確認。ホコリが原因で発火につながることもあるという。

Step2 室内温度より3℃以上低くして、「冷房」モードで運転開始
室内温度より3℃以上低くしたうえで、運転を開始する。エアコンがしっかり動くまで、30分以上運転する。

Step3 リモコンやエアコン本体に不具合がないかをチェック
リモコンの液晶画面が見えにくいなどの異常がないかを確認する。また、エアコン本体に次のような不具合がないかもチェックする。

・タイマーランプの点滅
・風が出ない、すぐ止まる
・エアコン本体から水漏れ
・風がにおう
・異音がする

チェックすべき不具合

そのほか、エアコン試運転時の不具合の解決方法を、下記サイトで詳細に解説している。できるだけ早めに試運転をし、不具合があれば本格シーズン前に買い替えまたは修理を済ませておこう。

同社のサポートページ内で詳細に解説している。