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メリタ、全自動コーヒーメーカー「アロマフレッシュ」の発売を延期

全自動ドリップコーヒーメーカー「アロマフレッシュ AFG621-1B」

メリタジャパンは、10月9日に予定していた全自動ドリップコーヒーメーカー「アロマフレッシュ AFG621-1B」の発売を、延期することを発表した。延期後の発売時期は未定。

製品出荷開始前に生産工場と日本国内でそれぞれ、複数の検査を実施。製品が設計通りの仕様・品質となっているかという点に加え、製品を抜き取ってコーヒーを抽出するテストも行なったとする。その最終抽出テストを実施した1台から、抽出したコーヒーの品質が社内基準を満たさない事象が発見。その後、検査数を増やして検証を続けたところ、同様の製品が一定数発見されたという。

同社は「コーヒー機器専業メーカーとして確かな品質を消費者の皆様にお届けする責務があり、このまま当該製品を発売すればお客様のご期待に沿えない事態となる恐れがあると考えております」とし、事象の徹底検証と、必要であれば改修することになるため、発売延期を決定したという。

発売延期となったアロマフレッシュ「AFG621-1B」

「アロマフレッシュ AFG621-1B」は、挽きたて/淹れたてのアロマを楽しめる、ミル付き/ペーパードリップ式の全自動コーヒーメーカー。メリタ式独自のコーヒー抽出理論「メリタ ゴールドスタンダード」に基づいて設計されている。

円錐状の刃が豆を粉砕するコニカル式のグラインダーを採用し、静かな音でより均一にコーヒー豆を挽けるという。豆の挽き目を3段階、コーヒーの量も3段階、全部で9通りから好みの仕上がりに調整可能。指定した時間に自動でコーヒーを淹れるタイマー機能や、コーヒー粉から淹れる機能なども備える。

ミル付きの全自動コーヒーメーカー