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冷めない熱燗、ぬるくならない冷やを楽しむ酒器。ペルチェ素子採用「hiyakan」

日本酒機 hiyakan

KISOは、鋳物メーカー「能作」製の錫酒器とペルチェ素子を採用した冷温機を融合した新しい日本酒器「hiyakan(ひやかん)」の先行予約販売を、Makuakeにて9月14日に開始した。 Makuake限定価格は39,402円。9月14日現在、10%オフの35,024円(すべて税込み)から購入できる。製品の発送は2021年3月末を予定している。期間は2020年12月30日まで。

ペルチェ素子を採用し、加熱と冷却の両方を実現した冷温機。ペルチェ素子は医療用冷蔵庫やワインセラー、パソコンのCPU冷却装置などに多く用いられている。hiyakanはペルチェ素子の特性を活かし冷却と加熱、両方どちらにも対応し、約10℃から55℃の温度変化を実現するとしている。

家で美味しく熱燗、冷やを飲みたい方にオススメ

本体上部にセットする酒器は、富山県高岡市の鋳物メーカー「能作」と共創。酒器は、熱伝導性に優れた錫性。燗が早くつき、冷や酒が涼やかに引き立つとしている。器を冷蔵庫で1~2分ほどで冷やすだけで、キンキンに冷えた飲み物を楽しめるという。

錫には優れた抗菌作用とイオンの効果があるため、古くから「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきたとする。

hiyakanで使用している錫の器は、ひとつひとつ能作の職人による手作りだという。

hiyakanを電源に接続し、酒器に日本酒を注ぎ(1合推奨)、背面のスイッチで加熱、冷却を設定する。付属の呑み方メニューをみながら設定することで、温度変化による香りと味の移ろいを楽しめるという。3時間で自動電源オフになる機能を備える。

冷温機の本体サイズは148×80mm(直径×高さ)、重さは464g。

チロリサイズは106.7×100mm(直径×高さ)、重さは454g。容量は1~1.5合。

このほか、hiyakanの発売を記念し長野県佐久市の蔵元へ発注した「hiyakan 特別仕込み 亀の海 純米吟醸」をMakuake限定にて販売する。hiyakanと「hiyakan 特別仕込み 亀の海 純米吟醸」、錫製猪口をセットにしたPREMIUM SETも用意。9月14日現在で41,085円から購入可能。製品の発送は2021年3月末を予定している。MAKUAKE限定価格は49,302円(すべて税込)。

hiyakan(左)と、hiyakanと「hiyakan 特別仕込み 亀の海 純米吟醸」をセットにしたPREMIUM SET(右)