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家電の消費電力や電気代をスマホで管理。小型化したBluetoothワットチェッカー

Bluetoothワットチェッカー「RS-BTWATTCH2」

ラトックシステムは、コンセントに挿して家電機器の消費電力などをスマートフォンやタブレットで確認できるBluetoothワットチェッカー「RS-BTWATTCH2」 を9月上旬より発売する。価格は6,800円。

パソコンや家電製品など測定したい機器の電源プラグを本製品に接続して、消費電流/電圧/消費電力などを計測できる電力計。Bluetoothを搭載したスマートフォンやタブレット、パソコンでデータを管理できる。

コンセントと家電の間に接続して消費電力などを計測

従来モデル「REX-BTWATTCH1」の機能を継承しつつ、小型化して新機能を追加。本体サイズも前モデルの約95×55×37mm(幅×奥行き×高さ)、重量約110gから、約68×52×34.5mm(同)、約75gへ小型/軽量化した。

計測できるデータは、消費電力(W)のほか、電圧(V)、電流(mA/A)、消費電力量(Wh/kWh)、計測経過時間(日/時/分)の5種類。それらの値からCO2排出量や電気料金のデータ算出もできる。

1秒ごとの計測データを記録できるリアルタイム計測機能も搭載。例えばエアコンの動作による電力消費の違いや、電源のON/待機時の電力差、時間経過で変化する電力量などを数字やグラフを通して確認し、それらのデータを保存できる。

日/時/分ごとの記録を本体メモリーに保存可能。日計算で約50カ月分の消費電力量を保存でき、累積データ表示の1カ月をグラフでさかのぼって確認できる。コンセントから抜いても、消費電力量や測定日データは保持される。

累積データ(消費電力量)はCSV形式で保存してメール転送も可能。Excelなどを使ってパソコンもデータを管理できる。

専用アプリを使用すると、スマートフォンから電力供給をOFF/ONすることも可能。アプリを使ってワットチェッカーの電源をOFFにすれば、消し忘れの防止や主電源がない家電の電源OFFにも使える。アプリはiOS 12.0以降の iPhone/iPad、Android 6.0以降スマートフォン/タブレットに対応する。

専用アプリでデータを管理
アプリから電力供給のON/OFFも操作できる

100V/15A、1,500Wまでの家電に対応。最大4台まで同時に接続できる。接続した家電を雷サージから守る「雷ガード」機能も備える。