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カドー、オゾンと触媒によりニオイの原因菌を除去する「除菌脱臭機」

除菌脱臭機「SAP(サップ)」

Cado(カドー)は、オゾンの室内放出と金属触媒により除菌脱臭する「SAP(サップ) SAP-001」を8月10日に発売する。価格は39,800円(税込)。

ニオイの原因を分解・脱臭するための触媒オゾン方式を採用した除菌脱臭機。

同社によれば一般的な空気清浄機は、室内に舞うホコリや菌、ウィルス、花粉などをフィルターでろ過して清浄する。一方で除菌脱臭機の同機は、オゾンの酸化作用と触媒によりニオイの原因を分解し、元から脱臭するという。さらに低濃度オゾンを放出し、室内に染みついたニオイも脱臭できるとする。

オゾンの酸化作用と触媒により、ニオイの原因を分解し、脱臭する

アンモニア(屎尿のニオイ)、メチルメルカプタン(腐った玉ねぎのニオイ)、トリメチルアミン(魚が腐ったようなニオイ)、硫化水素(腐った卵のニオイ)に効果の高い金属触媒を採用。アンモニアは3m3の空間を、15分で90%除去。メチルメルカプタン以下は1m3の空間で各90%を除去するのにかかる時間は、順に6分、5分、4分という。

アンモニア(屎尿のニオイ)、メチルメルカプタン(腐った玉ねぎのニオイ)、トリメチルアミン(魚が腐ったようなニオイ)、硫化水素(腐った卵のニオイ)を、数分で90%除去する

運転モードは、「オート/人感センサー連動/急速/ナイト」の4つ。操作ボタンは電源とライト切替の2つで、 電源ボタンをタッチするたびに4つの運転モードが切り替えられる。

人感センサーはトイレなど、24時間ニオイが気になるわけではないスペースでの利用に適している。人を検知すると自動で風量が「強」になり、無人判定の5分後に、部屋の状態に合わせて「オートモード」に切り替わる。

そのほか、3段階で調光できるLEDライトを内蔵している。ベッドサイドやサニタリースペースの照明としても使用できるという。

人感センサーを搭載
人感センサーモードはトイレなどで利用するのに良い
シンプルな操作ボタン。3段階で調光できるLEDライトを内蔵する

プレフィルターの定期的な清掃は必要だが、金属触媒の交換は不要。触媒は「再生エリア」と「脱臭エリア」に分けられ、定期的に2つのエリアを回転させて加熱する。これにより、触媒表面に残ったニオイを分解・脱臭する力を再生できるという。

触媒は「再生エリア」と「脱臭エリア」に分けられ、定期的に2つのエリアを回転させて加熱。触媒表面に残ったニオイを分解・脱臭する力を再生するため、交換が不要

外装はニオイの付きづらい、ステンレスと抗菌樹脂を採用。運びやすくコンパクトなデザインに加え、丸みのあるシルエットで空間に柔らかな印象を与えるという。

本体サイズは約170×350mm(直径×高さ)。重さは約2.3kg。

丸みのあるシルエットで空間に柔らかな印象を与える