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蔦屋家電、世界各国のバリスタのハンドドリップを再現したIoTコーヒーメーカー

スマートハンドドリップコーヒーメーカー「iDrip」

蔦屋家電エンタープライズは、世界各国のバリスタチャンピオンのハンドドリップを再現した、スマートハンドドリップコーヒーメーカー「iDrip(アイドリップ) IDE101-1」を6月30日に発売する。価格は11万円(以下、すべて税込)。二子玉川 蔦屋家電店頭、および蔦屋家電オンラインストアにて購入可能。

世界のバリスタのハンドドリップレシピと、IoT技術を融合したスマートハンドドリップコーヒーメーカー。バリスタが監修した、バーコード付きの専用ドリップバッグを使用する。

ドリップバッグをセットすると、本体がバーコードを読み取り、それぞれのコーヒー豆に適した方法で抽出される。注水温度から注水の太さ、通し方までバリスタチャンピオンの技を再現し、極上のコーヒーが味わえるという。注水ノズルは特許取得済みで、ハンドドリップのようならせん状の注水経路を再現した。

バリスタ監修のバーコード付き専用ドリップバッグを使用する
特許取得の注水ノズルで、バリスタのハンドドリップを再現

ドリップバッグのコーヒー豆は、世界各国のバリスタチャンピオンが厳選。豆は窒素ガス充填でコーヒーバッグに包装され、新鮮に保存、各産地の多様な風味を思う存分楽しめるという。

ドリップバッグは「Premium/Daily」の2タイプ、計12種類用意し、いずれも10個入り。価格は3,780円/5,940円。今後順次追加予定としている。

ドリップバッグは「Premium/Daily」の2タイプ、計12種類用意

オンライン発表会では、二子玉川 蔦屋家電 食コンシェルジュ・磯野 泰功氏による実演も行なわれた。磯野氏はiDripについて以下のようにコメント。

「特許技術の注水ノズルで、本当にバリスタが淹れているかのようなハンドドリップの動きを再現できる点が特徴です。また、多くのコーヒーメーカーは抽出部分が隠れているものが多いですが、iDripは抽出している様子を見ることができます。コーヒーの香りとともに、抽出の様子も楽しんでもらいたいです」

バーコードを本体側に向けて専用ドリップバッグをセット
操作部。残り時間が表示される
抽出の様子も楽しめる

Wi-Fi経由でスマートフォンと連携でき、専用アプリでユーザーの抽出記録を同期。コーヒーに関するさまざまなコンテンツも提供する。アプリから専用ドリップバッグも購入可能。

デザインにもこだわり、カラーはブラック、ブロンズブラウン、クリムゾン、シャンパンゴールド、スノーホワイトの5色を用意。ドリップ時には、注水ノズルと連動して動く高級機械式時計のトゥールビヨンを模した歯車の動きが、 コーヒーを淹れる時間も楽しくしてくれるという。

本体サイズは、約19×48cm(直径×高さ)で、重量は約7.8kg。最大使用水量は0.7L。消費電力は1,000W。

カラーはブラック、ブロンズブラウン、クリムゾン、シャンパンゴールド、スノーホワイトの5色