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ジャイアント、自転車のクランクやハンドル内に収納できるミニツール
2020年5月29日 15:00
ジャイアントは、オフロードバイクの車体に必要なマルチツールを収納できるストレージシステム「CLUTCH」シリーズを発売した。価格は2,500円～9,000円。
オフロードバイクのクランクやフォークコラム、ハンドルバー内に、ミニツールを収納できるシステム。必要な道具を車体へ収納できるため、重さを感じずライドに集中できるという。
CLUTCH CRANK CORE STORAGE
ライドに必要なマルチツールを、クランク内部へ収納できるアイテム。強力なマグネットで車体に固定するため、激しいトレイルライドでも外れる心配がないという。クランクスピンドル径21～24mmの製品に適合する。
搭載するツールは、マルチツール(2.5/3/4/5/6/T25)、スポークレンチ(3.2mm)、6～11速対応チェーンカッター。さらに、さまざまなタイプのクランクへ対応できるシム(23.5/24.5/25.4mm)が付属する。このほか、別売のQuick linkチェーンも内蔵可能。
本体サイズは、32×19×100mm(幅×奥行き×高さ)。重量は84g。素材は高密度プラスチック。価格は9,000円。
CLUTCH FORK CORE STORAGE
CO2カートリッジ(別売)とインフレーターを収納できるツールホルダー。オフロードバイクのフロントサスペンションフォークコラム内部に、強力なマグネットで固定する。
仏式/米式バルブに対応するねじ固定式インフレーターノズルと、バルブコア・バルブコアツールを収納するストレージを搭載する。フォークコラムアダプター(32/34mm用)が付属し、幅広いサイズに対応できるとする。
本体サイズは、40×21×160mm(幅×奥行き×高さ)。重量は118g(CO2カートリッジ含む)。素材はアルミニウム。価格は4,500円。
CLUTCH BAR END STORAGE
チューブレスタイヤのパンク修理を、タイヤを取り外さずに行なえるタイヤプラグとツールを、ハンドルバーへ収納できる。多くのアルミニウム/カーボンハンドルバーに適合する。
タイヤプラグが10本付属する。プラグをパンクした穴へ挿入することで、タイヤを取り外さずに修理できる。接着剤付きプラグのため、接着作業も不要。チューブを携行する必要がなくなり、荷物をコンパクトにできるという。
本体サイズは、28×14×100mm(幅×奥行き×高さ)。重量は34g。素材は高密度プラスチック。価格は、左右セットで3,000円。
CLUTCH STRAP
CO2カートリッジ、タイヤレバー、チューブなどをフレームに取り付けられる専用ストラップ。最大で、CO2カートリッジ(25)×2、タイヤレバー×2、インナーチューブ×1をマウントできる(すべて別売)。
ストラップ幅は1インチで、さまざまなフレーム形状に対応。ストレスポイントを補強し、耐久性を高めたという。洗濯機で丸洗い可能。
本体サイズは、4×8×78mm(幅×奥行き×高さ)。重量は118g。素材はナイロン。価格は2,500円。
付属ツールの追加購入も可能
「CLUTCH CRANK CORE STORAGE」「CLUTCH FORK CORE STORAGE」「CLUTCH BAR END STORAGE」に搭載するツールは、単独でも購入可能。主な製品と価格は以下の通り。
・マルチツール「MINI TOOL FOR CLUTCH CRANK」(4,500円)
・チェーンカッター「CHAIN BREAKER FOR CLUTCH CRANK」(2,000円)
・タイヤプラグ「TIRE PLUG FOR CLUTCH BAR END-PACKAGE OF 10」(1,500円)