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スマートリモコンを自作、プログラミングやIoTを学べるキット「sLab-Remo2」

sLab-Remo2

SOCINNOは、スマートリモコンを組み立てながら電子工作やプログラミングなどを学習できる「sLab-Remo2(エスラボ・リモ2)」を発売した。価格は3,900円。

スマートリモコン「sRemo」を手掛けるSOCINNOが、「IT人材不足のニーズに応える」ことを目的に、学習教材として製品化。sLab-Remo2で自作できるのは「環境センサ付スマートリモコン」と、「カメラ付スマートリモコン」の2種類で、電子工作やプログラミング、IoTやAIの仕組みを学習できるという。

工作例を、回路図や配線図、ソフト付きで解説

組み立てる過程で、電子工作の基礎となるLED点灯から環境センサー(温度/湿度/照度/人感センサー)、赤外線受信センサーなどを順番に学習。インターネット接続やクラウドを活用したスマートリモコンを作ることで応用的な内容も身に付くとしている。また、初心者でも基礎から学習できる工作例を用意。回路図や配線図・サンプルソフトを用いた解説が添えられている。

さらに、クラウドを活用したIoTシステムを構築することで「屋外からスマホで家電制御」、「AIスピーカー連携」、「人を感知してメール通知」などを実現できるという。

クラウド利用も

その他にも、Scratch3の拡張機能を有効にして専用ブロックを用いて情報取得やリモコン制御などが可能。キット本体をArduinoでプログラミングすることもできる。AIを体験しながら仕組みを学ぶための「sLab-AI学習サイト」なども用意する。

ScratchやArduinoでプログラミングを学習