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パナソニック、ダブル赤外線ヒーターで"焼き上げ"の可能な「電子レンジ」を米国で発表
2019年7月22日 14:21
パナソニックは、7月18日(現地時間)、インバーター技術によるレンジ機能に加え、「FlashXpress Broiler」により食材の焼き上げも可能な、電子レンジの新モデル「NN-GN68KS」を米国で発表した。
食材の焼き上げ機能を備えた電子レンジ。インバーター制御による細かい出力調整が可能な電子レンジ機能に加え、ダブル赤外線ヒーターによって手軽に食材を焼き上げられる「Flash Xpress Broiler」を組み合わせることで、簡単に冷凍食品や生鮮食品の調理や再加熱、グリルの両方を同時に行なえるという。
電子レンジとグリルは設定の切り替えが不要で、ボタンをタッチするだけで電子レンジ加熱とグリル加熱を同時に行なえるという。電子レンジ加熱で食材の中まで火を通しつつ、表面に焼き色を付けたり、カリカリに焼き上げられる点が大きな特徴。
庫内には直径約13.4インチ(約34cm)のガラス製ターンテーブルを搭載。本機に付属する「broiling rack」へ、食材を載せて庫内に置くことで、食材とヒーター(FlashXpress Broiler)を近付けられるだけでなく、ターンテーブルによってラックが回転することでムラなく加熱できるとする。
また本機は、食品から放出される蒸気の量を継続的に測定する「Geniusセンサー」を搭載しており、調理や再加熱に必要な時間を自動で調整できるという。
前面に搭載する「Sensor Cook」ボタンは、オートミール、朝食ソーセージ、オムレツ、スープ、ポテト、生野菜、米、キノア(雑穀)、パスタ、魚の切り身の10種類のレシピの自動調理が可能。
鍋料理や夕食の料理、スープ、シチューなどの残り物を再加熱できる「Sensor Reheat」ボタンや、均一に食品を解凍できる「TurboDefrost」ボタン、調理や再加熱、食材を焼き上げるのに使える「Grill」ボタン、自動的にグリル加熱と電子レンジ加熱を組み合わせる「Combination」なども備える。
また「Quick 30」ボタンや「Add Time」ボタンで、手軽に調理時間の延長が可能。調理後の保温時間も最長30分まで設定できるようになっている。そのほか「Popcorn」ボタンは、市販のポップコーン用電子レンジバッグ3種類「3.2oz(約90g)/2.7oz(約57g)/1.5oz(約43g)」の加熱に対応する。
ステンレス製の筐体を採用し、庫内容量は約1.1立方フィート(約31L)。11段階の出力調整、多機能タッチコントロールパネル、LEDディスプレイ、庫内灯を搭載し、庫内は手軽に清掃可能だとする。自動調理のほか、出力や時間を設定する手動調理にも対応する。