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シャープの超軽量スティックがさらにパワフルに! 最長120分駆動の「ラクティブ エア パワー」
2019年7月2日 18:09
シャープは、軽さ/長時間駆動/パワフル吸引力を備えたコードレススティック掃除機「RACTIVE Air POWER(ラクティブ エア パワー EC-SR3SX」を、7月25日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は90,000円前後(税抜)。
軽量設計と、長時間駆動を両立したコードレススティッククリーナー。新開発の大容量高電圧(25.2V)バッテリーを採用した。バッテリーは着脱式で2個付属し、片方を装着中に一方を充電できる。
2個のバッテリーを交換しながら使うことで、最長約120分の連続運転が可能(弱モード/付属ノズル装着時)。通常ヘッド装着時の連続運転時間は、弱モード約90分、自動モード約60分、強モード約24分。バッテリー1個使用時の連続運転時間はその半分となり、充電時間は約80分。
高速回転する3Dファン「大風量高圧3Dファンモーター」を搭載し、吸引力もアップしたという。本体構造では、吸排気経路を最適化することで、特に汚れが気になる場所を5秒間掃除する「フルパワーモード」において、従来機比(2018年モデル・EC-AR2SX)約1.5倍の吸引力を実現している。
大容量バッテリーを搭載しながら、パイプやヘッド、バッテリーなどを含む標準質量は1.9kgと軽量な点も特徴。従来機(2018年モデル・EC-AR2SX)よりも0.4kg重くなっているが、掃除時の体に掛かる負担(筋負担)は約30%軽減した。これはパイプ部に新たにアルミ素材を採用したほか、パイプの長さを最適化、ヘッドの自走アシスト機能を強化したことで負担軽減が可能になったという。
これまでラクティブ エアシリーズのパイプには、約0.7mmと薄くて軽いドライカーボンが採用されていたが、さらに薄い約0.5mmのアルミ採用で軽量化を実現。パイプ断面を楕円にすることで、薄くても強度を確保している。
実際に従来モデル(EC-AR2SX)と使い比べてみた。重さは確かに前よりはあるが、しばらく運転しても腕が疲れることはない。自走ヘッドもなめらかな走り心地で、ラクティブエアの魅力である軽やかな掃除は顕在だった。
発売から2年で、シリーズ累計販売台数は45万台を達成
同社は2016年12月に、軽量コードレスクリーナーシリーズとして「ラクティブ エア」を発表。スティック式からキャニスター式まで幅広く展開し、発売から2年でシリーズ累計販売台数は45万台を達成(2019年6月時点)。
シャープ スマートHE事業本部 スモールアプライアンス事業部 商品企画部 部長・奥田 哲也氏は、ラクティブ エアシリーズについて、次のように語った。
「2016年にラクティブ エアを発表してから、多くのユーザーの方から好評いただいています。その軽さから、汚れに気付いたときにサッと使えるほか、高いところも掃除しやすいというのがラクティブ エアの特徴です。これまではキャニスター掃除機と併用する2台目需要が中心でしたが、新しいラクティブ エア パワーは、軽さに加えてパワフルさと長時間駆動を実現しており、1台でも家中をすみずまで掃除できます」
また新たにスタンド台も付属し、すっきり収納できるという。このほかアタッチメントは、コンパクトふとん掃除ヘッド、延長ホース、はたきノズル、ベンリブラシ、スグトルブラシ、すき間ノズル、クリーニングブラシを用意。
本体サイズは、243×240×1,055mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.9kg。集じん容積は0.2L。カラーはピンク系とシルバー系の2色。なおバッテリーは追加購入可能。価格は11,000円。従来モデルでは使用不可。
このほか、バッテリー1個付属タイプの「EC-SR3S」も同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は80,000円前後(税抜)。
機能はEC-SR3SXと共通。アタッチメントは、ベンリブラシ、スグトルブラシ、すき間ノズル、クリーニングブラシを用意。スタンド台も付属する。カラーはピンク系。