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パナソニック、コンパクトなロボット掃除機「ルーロ ミニ」~本体面積を約40%カット
2019年1月9日 11:17
パナソニックは、幅249mmと家具のすき間にスムースに入るコンパクトなロボット掃除機「RULO mini(ルーロ ミニ) MC-RSC10」を、2月25日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は70,000円前後(税抜)。
通常のルーロから本体面積を約40%カット
独自の三角形状が好評のロボット掃除機「ルーロ」のコンパクトタイプ。隅や壁際に強いルーロ独自の形状と高い集じん性能を備えながら、主要部品(電池・モーター・プリント基盤等)を後部に一体配置し、本体サイズのコンパクト化を実現した。本体面積は、通常の「ルーロ MC-RS310」から約40%カットしたという。
ルーロ ミニは幅249mmで、椅子やテーブルの脚、家具のすき間までスムースに入り込み、細やかに掃除するという。サイドブラシとメインブラシを近くに配置し、かき集めたゴミを確実にキャッチ。メインブラシは走行方向と逆に回転させ、じゅうたんの奥のゴミも掻き出すという。
同社の調査によると、マンションなど集合住宅の居住者は、ロボット掃除機の購入意向があっても実際の利用者は少ないという。さらにロボット掃除機を購入する際に重視したい点については、「コンパクト」「ゴミの取り残しがない」ことが多く挙がった。これらを背景に、コンパクトで掃除性能の高いロボット掃除機として、ルーロ ミニの開発に至ったという。
走行時は、まず部屋の壁をたどって壁際と隅を掃除するラウンド走行で、その後部屋の内部をくまなく掃除するランダム走行に切り替わる。さらに障害物がなにもない1畳以上の空間を見つけると、空間の中央へ移動し、スペースを塗りつぶすように渦巻状に掃除するスパイラル走行を行なう。コンパクトながらも効率よく掃除でき、取り残しを抑えるという。
障害物検知センサーは、「赤外線センサー」と「超音波センサー」の2種類を搭載。壁や障害物を検知して部屋中をしっかり掃除するという。ゴミの量に応じてパワーと走行を自動コントロールする「クリーンセンサー」も搭載。約20μmの微細なハウスダストまで検知し、見えないゴミまで逃さないとする。なお通常のルーロに搭載されている、Wi-Fiによるスマホ連携は非対応。
運転音にも配慮し、自動モードより実感音を約20%カットした「音ひかえめモード」を搭載。集合住宅での近隣への音漏れや、在宅中など音が気になるときに運転音を抑えて掃除できるという。
本体サイズは、249×249×92mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2kg。集じん容積は0.15L。最大稼働面積は約20畳。連続使用時間は約80分で、充電時間は約3時間。電池寿命は、繰り返し放充電約1,100回(セルフ電池交換可能)。カラーはホワイト。