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外出後もポカポカ!? 体の芯からあたたまる遠赤外線暖房機「セラムヒート」がスゴイ!
2018年12月6日 06:15
ダイキン工業は、5年ぶりにフルモデルチェンジした遠赤外線暖房機「セラムヒート」のメディア向け説明会を開催した。9月25日に発売した製品で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は40,000円前後(税抜)。
5年ぶりのフルモデルチェンジとなるセラムヒートは、シンプルでモダンなデザインに一新。近年、住空間のインテリアに対するこだわりから、家電にもデザイン性が求められており、そうしたニーズに応えたとしている。
本体は円形と長方形の単純図形だけで構成したシンプルなフォルムで、インテリアと調和して洗練された空間を演出するという。またこれまでのモデルでは本体前面に表示ランプを備えていたが、新モデルでは表示ランプをすべて天面に配置しスッキリとしたデザインにした。
機能面では、シーズヒーターを2本搭載。体に吸収されやすいといわれる波長域3~20μmの遠赤外線を放射する輻射式を採用しており、体の芯まで温まるとしている。出力は250W~1,100Wで、ワット数はデジタル表示される。
セラムヒートで採用しているシーズヒーターは、カーボンヒーターとは異なりヒーター面が赤くならず、明るさは1lx程度。まぶしく感じることがなく、夜間も使いやすい。なおヒーター面は赤くならないが、運転中は天面のランプが点灯するためON/OFFもしっかり確認できるという。またヒーター管は水や衝撃に強いため、脱衣所でも使いやすく、倒れても安心としている。
300Wでも十分温かい! 体の芯まで温まるから外出後もポカポカ
実際に温かさを体感してみて驚いたのは、300Wでも十分暖かいこと。こうした床置き式のヒーターは1,000Wで運転してやっと温かいというイメージが正直あった。しかしセラムヒートは300~400Wでかなり温かく、1,000Wで長時間運転するのはむしろ暑くなってしまう。
「セラムヒートの特徴はなんといっても体の芯まで温まることです。朝セラムヒートで温まってから外出すると、外にいても10分くらいは温かさが残ります。家族みんながリビングにいるときはエアコンの方が効率よく温まれますが、日中1人で過ごすときなどはセラムヒートだけでも十分です」(ダイキン工業 空調営業本部 事業戦略室 商品企画・長内 美鶴氏)
また新たに人感センサーも搭載し、人の不在を検知。15分間不在にすると自動で停止するため、消し忘れによる無駄な運転を抑制する。
ヒーター面は、縦向き/横向きに切り替えられ、使用シーンに応じてさまざまな使い方が可能。角度は、自動首振り70度、上向き30度に調節できる。
本体サイズは、縦向き時が342×342×652mm(幅×奥行き×高さ)、横向き時が560×342×502mm(同)。重量は約8kg。消費電力は250W~1,100W。1時間あたりの電気代の目安は、6.75円~29.7円。カラーはダークグレーとマットホワイトの2色