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アラジン、ヒーター面をタテ/ヨコに切り替えられる「遠赤グラファイトヒーター」

 日本エー・アイ・シーは、暖房面をワンタッチで縦向き/横向きに切り替えられる「遠赤グラファイトヒーター(2灯式)」を、アラジンブランドから9月1日に発売する。カラーがグリーンの「CAH-2G10A」と、ホワイト「AEH-2G10N」の2色をラインナップ。いずれも価格は35,000円(税抜)。

「遠赤グラファイトヒーター AEH-2G10N」ホワイト
グリーン。横向きに変えられる

 スイッチを入れて0.2秒で発熱する、株式会社千石の特許技術「遠赤グラファイト」を採用した暖房機。ポリイミドシートをグラファイト結晶化した素材で、鉄の約10倍の熱伝導率を実現している。

 ワンタッチで暖房範囲を切り替えられる、新開発の「電動・縦横ローテーション」を搭載した点が特徴。通常は縦向きだが、ボタンを押すだけで暖房面が横向きになり、暖房幅が縦向きより約3倍になるため、広いエリアを素早く暖められるという。首振り機能を備え、さらに広範囲を暖めることも可能。

「電動・縦横ローテーション」を押せばワンタッチで縦/横向きを切り替えられる
横向きにした状態で首振りも可能

火災の原因となる障害物が触れると自動で電源オフ

 ヒーターも進化。従来の遠赤グラファイトヒーターは赤熱温度が一定だったため、中心が熱くなりやすく、外側との温度ムラが生じるという課題があった。本機では、中心の温度を下げてグラデーションに発熱する「Newグラファイトeヒーター」に改良。対象物への輻射温度の均一化を実現し、ムラのない暖かさを届けられ、足元もしっかり暖められるという。

 最大出力の1,000W設定時は、ヒーターの熱が2.1m先まで届くパワフルな運転を実現。本体から離れた場所にいても、暖かさをしっかり感じられるという。出力切り替えは、300W~700Wに50W刻みで設定可能。オフタイマーは最大8時間で、30分刻みで調整できる。

グラデーションに発熱する「Newグラファイトeヒーター」に改良
最大出力の1,000W設定時は、ヒーターの熱が2.1m先まで届く

 安全機能では、カーテンなど火災の原因となる障害物がヒーターに近づくと電源が自動でオフになる「セーフティーサポートセンサー」を搭載。クロスセンシング方式を採用し、更にセンサーカバー率が向上している。

 本体サイズは、縦向き時が320×350×703mm(幅×奥行き×高さ)、横向き時が588×350×695mm(同)。重量は約6.7kg。コード長は2m。

障害物がヒーターに近づくと電源が自動でオフになる「セーフティーサポートセンサー」を搭載
クロスセンシング方式を採用し、センサーカバー率が向上

関根麻里さんが登壇、0.2秒発熱に驚き

 会場には、タレントの関根麻里さんが登場し、遠赤グラファイトヒーターを体感。スイッチを入れるところから体験した関根さんは、「つまみを回してるときからもう発熱してて驚きました。本当に0.2秒で立ち上がるのですね。離れたところにいてもしっかり暖かさを感じられます」とコメント。

 今度は反対に、ハンカチをヒーターに近づけてセーフティサポートセンサーを体験。ハンカチが本体に触れた瞬間にヒーターの灯りが消えるのを確認。「センサーの反応がいいですね。これなら子供がいるときでも安心して使えそうです」と話した。

関根麻里さんが登壇
0.2秒で発熱する立ち上がりの早さに驚いていた

1灯式のスリムタイプや、コンパクトな“トリカゴ”も

 このほか、1灯式のスリムタイプ「CAH-2G92A(グリーン)/AEH-2G92N(ホワイト)」も同時に発売。価格は22,000円(税抜)。

 2灯式同様に、Newグラファイトeヒーターやセーフティーサポートセンサー、首振り機能を搭載。電力切り替えは250W~700W/900W。

 本体サイズは、300×884mm(直径×高さ)で、重量は約3.5kg。コード長は1.8m。

1灯式のスリムタイプ(左)
電力切り替えは250W~700W/900W

 洗面所など省スペースに適した「トリカゴ CAH-G42GA」も同時に発売する。価格は10,000円(税抜)。

 電力切り替えは200W/400Wの2段階。セーフティーサポートセンサーは非搭載だが、大型ガードでヒーターに障害物が触れにくい設計としている。防滴仕様のため、台所や脱衣所などさまざまなシーンで使用可能。コード長は2.3mと長く、洗面所など高所に電源がある場合も使いやすいという。

 本体サイズは、190×548mm(直径×高さ)で、重量は約1.6kg。カラーはグリーンとホワイトの2色。

コンパクトタイプ「トリカゴ CAH-G42GA」
操作部は防滴仕様
コード長は2.3mと長く、電源が取りやすい