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ダイキン、体の芯まで温まる遠赤外線暖房機「セラムヒート」にモダンなデザインを採用した新モデル

 ダイキン工業は、多様なインテリアに調和するモダンなデザインに一新した遠赤外線暖房機「セラムヒート ERFT11VS」を、9月25日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は40,000円前後(税抜)。

遠赤外線暖房機「セラムヒート ERFT11VS」ダークグレー
ホワイト

 シーズヒーターを2本搭載した遠赤外線暖房機。体に吸収されやすいといわれる波長域3~20μmの遠赤外線を放射する輻射式を採用している。同シリーズは1985年に販売を開始して以来、からだの芯まで温まると好評を得ているという。

 新モデルでは、シンプルでモダンなデザインを採用。近年、住空間のインテリアに対するこだわりから、家電を選ぶときに性能だけでなくデザインも重視したいというニーズが高まっているという。本機では、円形と長方形の単純図形だけで構成したシンプルなフォルムで、インテリアと調和して洗練された空間を演出するとしている。

 ヒーター面は、縦向き/横向きに切り替えられ、使用シーンに応じてさまざまな使い方が可能。角度は、自動首振り70度、上向き30度に調節できる。

シンプルでモダンなデザインを採用し、さまざまなインテリアと調和するという
ヒーター面は横向きにもできる

 出力は、250W~1,100Wに設定できる。暖房出力のワット数をデジタル表示に変更し、視認性も向上。スイッチにランプを備え、運転のON/OFFがわかりやすいという。

 人感センサーも新たに搭載し、人の不在を検知。15分間不在にすると自動で停止するため、消し忘れによる無駄な運転を抑制する。「速暖モード」では、通常よりも約1.8倍の早さで周囲を温め、温まったら通常運転に自動で切り替える。

 このほか、暖房の出力に強弱のリズムをつけて運転し、快適性を損なうことなく節電できる「リズムモード」、室温が22℃に達すると自動的に電力を抑えて運転する「温度モード」などを用意。温度モードはエアコン暖房と併用することで、寒い朝でも快適な室温を効率的に実現できるとしている。

人感センサーを新たに搭載し、15分間不在にすると自動で停止する

 安全面では、温度サーミスタに加え、温度ヒューズを本体天面と側面の2箇所に備えた「二重加熱防止機能」を搭載。

 本体サイズは、縦向き時が342×342×652mm(幅×奥行き×高さ)、横向き時が560×342×502mm(同)。重量は約8kg。消費電力は250W~1,100W。1時間あたりの電気代の目安は、6.75円~29.7円。カラーはダークグレーとマットホワイトの2色。

本体正面。ダークグレー
ホワイト