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フジ医療器、超短波と低周波を組み合せ、胃腸の働きも活発にする家庭用医療機器
2018年6月18日 13:05
フジ医療器は、体の深部を温めながら電流の刺激でもみほぐす、低周波・超短波組合せ家庭用医療機器「ヘルスウェーブIII SW-700」を、6月15日に発売した。価格は348,000円(税抜)。地域家電販売店など、特定取引先を通して販売する。
筋肉の痛みやコリ、血行不良、神経痛や運動後の疲労回復など、身体のコンディションを整えるための家庭用治療機器。体の内側からあたためる「超短波治療」と、心地よい電流の刺激でもみほぐす「低周波治療」の2つの治療法を搭載している。
同製品は2011年から、主に中高年層をターゲットに販売。新モデルでは、超短波出力を従来の8Wから12Wにアップさせ、身体の深部を温める作用が大きくなったという。血行をよくし、筋肉痛や神経痛を緩解するほか、胃腸の働きも活発にするとしている。
低周波治療プログラムには、治療部位や用途に合わせて、「肩/腰/膝/トレーニング(EMS)/急痛(MCR)」を用意するほか、神経痛を緩和するための「神経痛(TENS)」が新たに追加された。また、低周波が苦手な人にも使いやすいように「リアルタイム定電流制御方式」を採用しており、低周波特有の刺激感を緩和している
操作性も向上。超短波治療と低周波治療の操作位置を上下に、出力口は製品本体の下部にそれぞれ2つ設けている。出力レベルをそれぞれ調節できるため、確実な操作を可能としている。上部には取っ手も備えており、持ち運びがしやすいという。
本体サイズは、282×281×417mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.7kg。消費電力は最大63W。タイマーは、超短波20分、低周波20分(急痛MCRのみ60分)。