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シャープ、カビの発生を未然に防ぐ「カビバリア運転」搭載のプラズマクラスター除湿機

 シャープは、除湿能力をアップさせたプラズマクラスター除湿機「CV-H180」を5月12日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は65,000円(税抜)。

プラズマクラスター除湿機「CV-H180」(左)

 本体サイズをスリムにしつつ、除湿能力を18L/日に向上させた除湿機。前モデル「CV-G120」の奥行が260mmだったのに対し、新モデルの奥行は248mm。それでいて除湿能力は1.5倍もアップさせた。

 自動で運転を制御してカビの発生を未然に防ぐ「カビバリア運転」を搭載。これは湿度が50%以下では空気を浄化し、60%以上になると自動で除湿を始める。また、後ろ斜め20度の角度で送風することで、壁を伝って綺麗な空気を部屋中に循環させられるという。

 送風口は横幅約165mmとワイドな左右ワイドスイングを採用。上下広角スイング設計としたことで、天井付近から下方まで風を送り届ける。

後ろ斜め20度の角度で送風する
湿度がデジタル表示される

 独自イオン、プラズマクラスター7000を搭載。部屋干し衣類の生乾き臭を消し、タバコの付着臭を分解除去、汗臭も消臭できるとする。また、付着カビ菌の増殖を抑制する効果も期待できるという。

 このほか、「臭い戻り対策モード」を備え、衣類の乾燥後にも、プラズマクラスターイオンを放出。外出中や就寝中でも、臭い戻りをしっかりと抑制できる。

 本体サイズは359×248×665mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約16.5kg。除湿能力は16L(50Hz)/18L(60Hz)/日。除湿可能面積の目安は23〜45畳(38〜75m2)。プラズマクラスター適用床面積は約20畳(約33m2)。衣類乾燥1回あたりの電気代の目安は約13円。1時間あたりの電気代目安は約9.3円(50Hz)/約10.4円(60Hz)。排水タンク容量は約4.5L。

除湿能力を抑えたスタンダードモデルと、コンパクトモデルも発売

 また、除湿能力が11L(50Hz)/12L(60Hz)/日の、プラズマクラスター除湿機「CV-H120」もラインナップ。発売は5月12日で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は58,000円前後(税抜)。

 本体サイズやプラズマクラスター7000、カビバリア運転などは「CV-H180」と同じ。除湿能力のほか、除湿可能面積の目安が15〜30畳(38〜75m2)。湿度は5段階で表示する。

プラズマクラスター除湿機「CV-H120」(中央)

 また、本体がコンパクトな「CV-H71」が4月16日に発売された。価格はオープンプライス。実勢価格は39,000円前後(税抜)。

 本体サイズは304×203×480mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約9kg。除湿能力は6.3L(50Hz)/7.1L(60Hz)/日。除湿可能面積の目安は9〜18畳(15〜18m2)。プラズマクラスター適用床面積は約8畳(約13m2)。排水タンク容量は2.5L。

衣類乾燥除湿機「CV-H71」