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日立、テレビCM「櫻井ショーROOM」の世界観を体験できるイベントを新宿で開催

 日立アプライアンスは、家電製品を体験できる「ショー ROOM」イベントを、新宿駅地下のメトロプロムナードにて、本日より12月3日まで開催する。時間は11時〜20時。

新宿駅地下のメトロプロムナードで開催
同社のテレビCM「櫻井ショーROOM」の世界観をイメージした展示が行なわれる

 日立では初となる家電製品の体験イベント。タレントの嵐を起用した同社のテレビCM「櫻井ショーROOM」の世界観をイメージした体験ブースを、冷蔵庫・洗濯乾燥機・クリーナー・ルームエアコンといった製品ごとに展開する。

 同社の商品戦略本部 宣伝部 部長代理の梅澤功一氏は、「より多くの方に、弊社の家電品を実際に触って体感してもらいたいと思い、初めて体験イベントを開催しました。体感した感想やご意見など、お客様の生の声をぜひお聞かせいただきたいと思っております」と話す。

冷蔵庫は「真空チルド」による鮮度をアピール

冷蔵庫の体験ブース

 冷蔵庫の体験ブースでは、2017年の新製品「R-XG6700H」と、2013年モデル「R-G6700D」を並べ、食材の保存状況の違いを比較。新製品に搭載している「真空チルド」と、旧型冷蔵庫の冷蔵室に、それぞれ3日間入れておいたという食材を展示していた。

 真空チルドは、ルーム内を約0.8気圧の真空環境にすることで食品の酸化を抑え、ラップなしで鮮度を長持ちさせるというもの。鮮度の違いは一目瞭然で、真空チルドの食材は劣化が見られなかったが、旧型冷蔵庫の刺身やチーズなどは乾燥して硬くなり、赤黒く変色していた。

2017年モデルの内部
下段に「真空チルド」を搭載している
真空チルドに3日間入れた食材。ラップなしでも鮮度が長持ち
旧モデルの食材は明らかな劣化が見られた

 真空チルドのほか、2017年モデルに搭載されている「新鮮スリープ野菜室」の食材も展示。7日間入れていたという野菜を紹介していた。

「新鮮スリープ野菜室」に入れていた野菜は、みずみずしく葉に張りがある
旧型冷蔵庫の野菜は葉がしおれて元気がない。比較すると違いがよくわかる

洗濯乾燥機は「風アイロン」のパワーを体感

 洗濯乾燥機「ビッグドラム BD-NX120BL」の展示ブースでは、時速約300kmの高速風を吹きかけることで、衣類を大きく舞い上げながら乾燥する「風アイロン」を体感できる。展示品は、風アイロン作動中に手を入れられるようになっていた。

ビッグドラム BD-NX120BL
時速約300kmという「風アイロン」のパワーを体感
乾燥の仕上がりの違いを比較して展示。風アイロンのほうはシワが少ないことがわかる
洗濯12kg、乾燥6kgという大容量も特徴のため、12kg相当の衣類も並ぶ。その量に驚く

クリーナーは手軽さを体験できる

 掃除機のブースには、同社のコードレススティッククリーナー「パワーブーストサイクロン PV-BEH900」を展示。多彩な付属パーツを付け替え、ブースに設置された階段を掃除体験することで、クリーナーの軽さ・手軽さを実感できる。

ヘッドを付けた延長パイプと本体の間に装着できる「スマートホース」が付属しているので、左手に本体を持ち、右手にホースを持って掃除するといった使い方もできる。コードレス&軽量なため階段も楽々

エアコンは「凍結洗浄」の様子が見られる

 同社のルームエアコン「白くまくん Xシリーズ」には、室内機の熱交換器を自動で掃除する「凍結洗浄」が搭載されている。これは熱交換器を定期的に凍らせ、溶かした水でホコリやカビなどを洗い流すというもの。エアコンブースでは、普段は見られないこの凍結洗浄の様子を見ることができる。

エアコンブースには旧モデルと、「凍結洗浄」付きの新製品を並べて展示。8年間使用した旧モデルはホコリだらけだった
普段は見られない熱交換器。これは凍結洗浄が行なわれる前の様子
凍結洗浄が始まると熱交換器が凍り、大量の霜が付いて白くなる