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日立、乾燥フィルターの手入れが簡単になったドラム式洗濯乾燥機

 日立アプライアンスは、洗剤の種類や汚れの量を見て、洗い方を自動で調整する「洗剤・汚れセンサーシステム」を採用した、ドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム」を9月16日に発売する。

 洗濯容量の違う、12kgの「BD-NX120B」と、11kgの「BD-NV110B」をラインナップ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、35万円、32万円(税抜)。

BD-NX120(左がシャンパン、右がダークシルバー)

 毛布コースを搭載し、シングル毛布なら4枚、タオルケットなら6枚を一度で洗える大容量のドラム式洗濯乾燥機。洗剤の種類や汚れの量を見て、洗い方を自動調整する「洗剤・汚れセンサーシステム」を搭載した。

 「洗剤・汚れセンサーシステム」をオンにすると、センサーが粉末洗剤と液体洗剤を見分けて、洗剤を溶かす時間を変更。すすぎやすい濃縮タイプの液体洗剤であれば、すすぎ回数を自動で2回から1回に変更するという。

 さらに「洗い」の際には、洗濯水に溶けだした汚れの量をセンサーが検知。汚れが多いと判断すると、自動で洗い時間を最大10分延長し、頑固な汚れもしっかりと落とすとする。

粉末か液体洗剤かを見分けて最適な溶かし時間に自動で設定。汚れの多さを検知すると、最大10分「洗い」時間を延長する

 大容積ドラムと時速約300kmの高速風で乾燥する「風アイロン」を引続き採用。衣類のシワをしっかり伸ばし、そのまま着られるほどの仕上がりにすることで、アイロンがけの手間を省ける。

 従来機と同様に、大流量の「ナイアガラ循環シャワー」、押し洗い・たたき洗い・もみ洗いの3つの動きを組み合わせた「ナイアガラ洗浄」を採用。ドラム槽の中で衣類を舞い上げ、時速約300kmの高速風を吹きかけて乾燥させる「風アイロン」も搭載する。そのほか「温水ナイアガラ洗浄」、「温水ミスト90分」、「ダニ対策」コースなども用意する。

 乾燥運転後に行なう乾燥フィルターの清掃の手間を軽減する、新「乾燥フィルター」を搭載。乾燥フィルターを取り外したあと、ケースを引くとフィルターで捕集したホコリが剥がれ落ちて、ごみ捨てが簡単にできるという。

ケースを引くとフィルターで捕集したホコリが剥がれ落ちる新「乾燥フィルター」

 BD-NX120Bの本体サイズは735×620×1,060mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約82kg。洗濯~乾燥の目安時間は約165分、消費電力量は約970Wh。カラーはシャンパンとダークシルバーの2色(右開きはシャンパンのみ)。

幅630mmで洗濯容量11kgの幅スリムタイプも用意

 幅630mmでありながら、洗濯容量が11kg、洗濯〜乾燥容量が6kgの「BD-SV110B」を同時発売。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、31万円前後(税抜)。

 「温水ナイアガラ洗浄」や「洗剤・汚れセンサーシステム」をはじめ、「風アイロン」や「ダニ対策コース」など、「BD-NX120」と同様の機能を搭載する。

 本体サイズは630×715×1,050mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約81kg。消費電力量は約770Wh。カラーはシャンパンとシルバーの2色(右開きはシャンパンのみ)。

BD-SV110B