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アクア、新ブランドコンセプト“満ちる365”を体現する冷蔵庫「SVシリーズ」

 アクアは、食材の鮮度を保つ「旬鮮チルド」を搭載した冷凍冷蔵庫「SVシリーズ」を、11月22日より順次販売する。5ドアタイプ「AQR-SV42G」(容量415L)、4ドアタイプ「AQR-SV36G」(容量355L)、3ドアタイプ「AQR-SV27G」(容量272L)の3機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、18万円前後、16万円前後、14万円前後(税抜)。

5ドアタイプ「AQR-SV42G」

 スピード冷却と湿度コントロールを実現した「旬鮮チルド」搭載の冷凍冷蔵庫。チルド室に、うるおいをプラスする「HCS-Cフィルター」を備え、ドアの開閉時に外気中の水分を吸収し、運転中はフィルターに蓄えた水分を庫内に放出する。冷気で乾燥しがちなチルド室の水分を保ち、食材の鮮度をしっかり守るという。

うるおいをプラスする「HCS-Cフィルター」を備えた「旬鮮チルド」
食材の乾燥を防ぐという

アクア立ち上げから5年。ブランディングがイマイチという声も

 同社は、新ブランドコンセプト“満ちる365”を掲げ、アクアブランドを体現する製品としてSVシリーズを発表。アクア トレードマーケティンググループ ディレクター 成田 篤史氏は、新たなブランドコンセプトについて次のように語った。

 「アクアというブランドを立ち上げてから5年が経ちましたが、ブランディングがイマイチではないかという声をいただくことがありました。今回、新たなコンセプトを掲げることでブランドを確立し、コンセプトに沿った製品づくりをしていきたいと思います。“満ちる365”というコンセプトには、ユーザーの皆様に心身満ち足りた生活を送ってほしいという思いを込めました」

アクア トレードマーケティンググループ ディレクター 成田 篤史氏
新ブランドコンセプト“満ちる365”

 冷凍冷蔵庫SVシリーズは、生活空間に溶け込むデザインと、使いやすさを追求。直線を基調としたシンプルなフォルムの中に、握りやすく使いやすいグリップハンドルを採用。ハンドルの両サイドは柔らかな曲線にし、美しさだけでなく安全性にも配慮している。カラーはいずれも、チタニウムシルバーとグロスブラウンの2色。

 また、5ドアタイプ「AQR-SV42G」には、食材の冷凍焼けを抑えて美味しく保存する「旬鮮フリーザー」を冷凍室に採用。従来の冷蔵庫では、霜取り運転などによる冷凍庫内の温度変化で食材から抜けた水分が霜となり表面に付着し、旨味や食感が損なわれることがあったという。

 新たに備えた旬鮮フリーザーでは、霜取り時の暖かい空気が庫内へ入ることを防ぐ「アンチフロスト機能」を採用。食材の乾燥や霜つきを抑え、おいしさの「旬」を閉じ込めるという。これにより、作りおきおかずの風味やアイスクリームの食感を保ち、週末のまとめ買いやホームフリージングにも最適としている。

 いずれの機種も、庫内を明るく照らす「LED庫内灯」や、ニオイを抑える「Agイオン除菌酵素脱臭フィルター」を搭載。また、約-30℃の冷気ですばやく冷凍し、製氷スピードも早められる「クイック冷凍」を備える。

グリップハンドルを採用
冷凍室に「旬鮮フリーザー」を採用
冷凍したひき肉や食パンに霜が付きにくい
クイック冷凍を備える

オーブンレンジが置ける耐熱仕様

 3ドアタイプ「AQR-SV27G」では、耐熱100℃トップテーブルを採用。大容量のオーブンレンジなどが置け、限られたキッチンスペースを有効に活用できる。容量の違う3タイプ展開により、シングルからファミリー世帯まで、人数や生活スタイルに合わせて選べるという。

 本体サイズは、5ドアタイプが600×698×1,840mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約90kg。年間消費電力量は290kWh/年。各室の容量は、冷蔵室が230L、アイスルームが21L、上段冷凍室が19L、下段冷凍室が70L、野菜室が75L。

3ドアタイプ「AQR-SV27G」
耐熱100℃トップテーブルでオーブンレンジを置ける