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パナソニック、ツインルーバーで衣類を揺らして乾かす衣類乾燥除湿機

 パナソニックは、衣類をすばやく乾かす衣類乾燥除湿機「F-YHPX200」を4月20日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は10万円前後(税抜)。

衣類乾燥除湿機「F-YHPX200」

 衣類乾燥機能を搭載した除湿機。パナソニックの除湿機は、冷媒を利用して空気を冷やし結露させて除湿するコンプレッサー方式と、乾燥剤を利用して除湿するデジカント方式を組み合わせた「ハイブリッド方式」を採用する点が特徴。低温時も能力が下がることなく、電気代も抑えて効率的な除湿ができるという。1日あたりの除湿能力は約20Lで、本体には5Lの大容量排水タンクを備える。

本体正面
操作部
パナソニックの除湿機は、低温時も能力が下がることなく、電気代も抑えて運転できる「ハイブリッド方式」を採用
1日あたりの除湿能力は約20Lで、本体には5Lの大容量排水タンクを備える

 新モデルでは、不規則で複雑な気流を発生するツインルーバーを新たに搭載した。ルーバーが左右に分かれて、それぞれ独立して動くことで、従来より複雑な風が発生、衣類を揺らし、衣類の周囲の風を動かすことで、よりスピーディーに衣類乾燥できるという。衣類をぎゅうぎゅうに詰めて2列に干した場合でも、1列干しと変わらない乾燥時間を実現する。

不規則で複雑な気流を発生するツインルーバーを新たに搭載
左右に分かれたルーバーがそれぞれ独立して動く
左の画像がツインルーバーで風を発生させたところ。ツインルーバーを使っていない場合(右)に比べて、風が広がっているのが分かる
2列に詰めて干した場合でも、素早く乾かすことができる

 そのほか便利な機能としては、少量の衣類を素早く乾かす「少量乾燥モード」を搭載。Tシャツ2枚を約10分、ワイシャツ2枚を約15分、ジャージ上下を約20分でスピード乾燥する。

 またツインルーバーを搭載していない、下位モデル「F-YHPX120」も同時発売する。1日あたりの除湿能力は約12.5Lで、タンク容量は3.5L。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は65,000円(税抜)。

ツインルーバーを搭載していないモデル「F-YHPX120」も同日発売する
除湿能力などが異なるので、家族の多さ、洗濯物の多さなどで製品を選ぶといいという