東芝、温水洗浄で動物性油もしっかり落とせるドラム式洗濯乾燥機

　東芝は、温水洗浄の温度帯が5段階から選べるドラム式洗濯乾燥機「TW-117X5L(左開き)」と「TW-117X5R(右開き)」を10月より販売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、30万円前後。

東芝「TW-117X5L」

　洗濯/乾燥容量11kg/7kgのドラム式洗濯乾燥機。温水洗浄の温度帯を5段階から選べる「温水ザブーン洗浄」を搭載。従来の約60℃除菌、約40℃洗浄/つけおき、約15℃洗浄の他に、牛脂などの動物性油を落とす「約50℃洗浄」と、セーター等についた皮脂汚れを落とす「約30℃おしゃれ着洗浄」メニューを新たに追加した。

　なお、「温水ザブーン洗浄」の洗濯容量は、温度によって異なり1.5kg〜11kgとなっている。

　乾燥容量は業界最大の7kgまで対応。消費電力量を1.4%削減した「乾燥省エネモード」と、7kgの衣類を約108分で洗濯乾燥する「乾燥お急ぎモード」を用意。さらに1kgまでの化繊の衣類を60分で洗って乾かす「少量60分コース」を新搭載。

「乾燥省エネモード」と「乾燥お急ぎモード」の洗濯開始から乾燥終了までの工程と推定時間

　衣類の量と重さに応じて硬さを変え、振動を抑える「振動吸収クッション」には、横揺れを縦揺れに変換し、揺れを緩和する「能動制御」機能を追加。ドラムが一回転する度に振動吸収クッションが瞬時に硬さを変え、揺れを抑える。

　また、洗いと脱水でドラムの回転数を変えることで、洗い32dB、脱水38dBと低騒音を実現。早朝や深夜でも気にせずに使用できるという。

　黒カビの原因となる汚れがつかない洗濯槽「Bigマジックドラム」を採用。排水ホース、糸くずフィルター、ふろ水用給水ホースの先端部も抗菌仕様となっている。操作部は「スマートタッチパネル」を採用。

　本体サイズは、645×750×1,060mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約89kg。消費電力は洗濯時170W、乾燥時1,100W。カラーは、グレインブラウンとグランホワイトを用意。

「TW-117V5L」

「TW-96A5L」

　また、スマートタッチパネルを省いた「TW-117V5L(左開き)」「TW-117V5R(右開き)」と、洗濯容量9kg、乾燥容量6kgで「温水ザブーン洗浄」と「少量60分コース」を省いた「TW-96A5L」も10月より販売する。いずれもカラーはグランホワイトのみ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に28万円前後、20万円前後。