ニュース

シャープ、おしゃれ着が洗える「ホームクリーニングコース」搭載のドラム式洗濯乾燥機

 シャープは、カシミヤニットなどのおしゃれ着も洗える「ホームクリーニングコース」を新搭載したプラズマクラスター洗濯乾燥機「ES-ZP1」を8月4日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は30万円前後(税別)。

ホームクリーニングコースを搭載した「ES-ZP1」(左)と同時発売の「ES-ZH1」

 洗濯10.0kg/乾燥6.0kgのドラム式洗濯乾燥機。衣類に微細な水滴を勢いよく吹きかける同社独自の洗浄方式「マイクロ高圧シャワー」で繊維の奥も汚れをはじき出し、落としにくい汚れを落とす洗浄力を特徴としている。

 新モデルは、クリーニングに出すことの多いカシミヤニットやレーヨンブラウスなどのおしゃれ着を洗える「ホームクリーニングコース」を新たに搭載した。「マイクロ高圧シャワー」とドラムの最適な動きにより、衣類の傷みや縮みを抑えて洗えるという。

汚れを落とし、型崩れを抑える「ホームクリーニングコース」

 昨年、農林水産省が推進する「農業女子プロジェクト」のメンバーと連携して開発した「極め洗いコース」と「サッと予洗いコース」も引き続き搭載。「極め洗いコース」は、約40℃の温風をドラム内に送り、衣類と洗浄液を温めることで洗剤を活性化し、マイクロ高圧シャワーで繊維の奥の汚れをはじき出すコースで、こびりついたガンコな汚れも落ちやすくなるという。

 また「サッと予洗いコース」は、汚れが気になる衣類を洗剤を使わず5分程度、マイクロ高圧シャワーで予洗いするもの。泥汚れや食べこぼしなど洗濯機に入れる前に手で予洗いしていたものや、いきなり他の洗濯物を一緒に洗いたくないものの予洗いに便利なコースとしている。

 乾燥方式には、業界唯一をうたうヒートポンプ&サポートヒーターの「ハイブリッド乾燥方式」を採用。ヒートポンプ乾燥の始めと終了前のみ、「サポートヒーター」で温めることで、乾きムラがなく心地よいあたたかさをプラスし、カラッと仕上げることができるほか、省エネ性も実現しているとする。

おひさまの下で干したようにふんわり仕上がるという「ハイブリッド乾燥方式」

 そのほかの特徴として、同社のイオン技術「プラズマクラスターイオン」がドラム内部やヒートポンプユニットのカビ菌の繁殖を抑制する「槽クリーン」、水で洗えない衣類を除菌・消臭する「消臭コース」も備える。

 本体サイズは、640×730×1,114mm(幅×奥行き×高さ)、重量は78kg。洗濯~乾燥時の運転時間は145分、消費電力量は590Wh、標準使用水量は52L。カラーはゴールド系。

 ヒートセンサー乾燥方式を採用した、洗濯10.0kg/乾燥6.0kgのドラム式洗濯乾燥機「ES-ZH1」も同時に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は22万円前後(税抜)。

 本体サイズは、640×729×1,114mm、重量は68kg。洗濯~乾燥時の運転時間は150分、消費電力量は1,880Wh、標準使用水量は96L。カラーはホワイト系。