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パナソニック、洗濯前にダニを高温加熱する「ダニバスターコース」搭載のドラム式洗濯乾燥機
2016年8月29日 12:16
パナソニックは、衣類のニオイ発生を抑えるコースを搭載した「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9700L/R」を、9月26日に発売する。左開き、右開きタイプを用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は36万円前後(税抜)。
洗濯/乾燥容量が11kg/6kgのドラム式洗濯乾燥機。独自の温度コントロールによる「温水泡洗浄」機能が特徴。温水の洗浄力と、泡の浸透力で衣類についた皮脂汚れをしっかり落とす。
新モデルでは、温水泡洗浄機能に、皮脂汚れだけでなくニオイ原因菌も除去する「約40℃においスッキリコース」を新たに搭載。通常コース(おまかせコース)の約2倍の洗剤を投入し、温水洗浄を2回繰り返すことで、通常の洗濯では落としきれないニオイ原因菌を取り除く。
これにより、衣類のニオイをすっきり落とし、部屋干しなどによるニオイ発生を抑えるという。温水で洗うため皮脂汚れもしっかり落とせ、黄ばみも防ぐとしている。なお、においスッキリコースの洗濯容量は2kgまで。
ダニ対策に効果がある「ダニバスターコース」も新搭載。洗浄前に約65℃の温風で生きたダニを90分高温加熱し、その後の洗浄でダニの死がいやフンなどのアレル物質を洗いながし、99%以上除去するという。近年増加する、寝具のアレル物質除去ニーズに応えたとしている。ダニバスターコースの洗濯容量は3kgまで。
従来より好評の「約30℃槽洗浄コース」は、水量やドラムの回転数を見直し、洗浄時間を約47%カット。従来は約5時間42分掛かっていたが、約3時間に短縮し、こまめに槽洗浄がしやすくなり、洗濯槽を清潔に保てるとしている。
操作部は、5インチTFT液晶のカラータッチパネルを搭載。乾燥方式はヒートポンプ乾燥を採用。
本体サイズは、600×722×1,009mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約77kg。おまかせコース使用時の洗濯時間は約32分、洗濯乾燥時は98分。消費電力量は約890Wh。本体カラーは、クリスタルホワイト。
このほか、カラータッチパネルやナノイー機能を省略した「NA-VX8700L/R」も同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は32万円前後(税抜)。
洗濯/乾燥容量や本体サイズは、NA-VX9700と共通。本体カラーは、クリスタルホワイト。左開きタイプのみ、ノーブルシャンパンも用意する。