【インテリアライフスタイル展2010】
recolte、そのまま飲める飲み口付きのコンパクトなブレンダーなど
今年スタートした新ブランドrecolteのブース |
今年新たに発足したブランド「recolte(レコルテ)」のブースでは、1~2人用のカラフルな小型家電が注目を集めていた。recolteは、ドイツの調理家電メーカー「cloer(クロア)」の日本代理店を務めるウィナーズのオリジナルブランドで、単身者や小家族をターゲットとした、小型の調理家電を中心に展開している。
「Solo Blender(ソロブレンダー)」は、容量350mlのコンパクトなブレンダー。「大きいブレンダーやミキサーを購入しても、製品の出し入れや手入れが大変で使わなくなってしまうことが多い」とのユーザーの声を受け、一人用のブレンダーとして開発されたもの。上部のカップ部分には飲み口が付いていて、作ったジュースをそのまま飲むことができる。
本体カラーはピンクとシルバーの2色。本体にはジュースレシピ集も付属する。本体サイズは100×100×290mm(幅×奥行き×高さ)。消費電力は180W。希望小売価格は3,360円。
「Solo Blender」。左からピンク、シルバー | カップには飲み口が付いていて、そのまま飲むことができる |
使用しているところ。スイッチは正面の1つだけで、パワー調節などはできない | カップ容量は350ml。そのまま飲むのにちょうど良いサイズとなっている |
1~2人での使用を想定した電気鍋「POT DUO(ポットデュオ)」は、新たなオプションとして、たこ焼きプレート、蒸し料理プレートを発売予定。本体にあらかじめ付属するプレートや鍋と合わせて、使用シーンに応じてアタッチメントを変えることで、1台でさまざまな料理ができるとする。本体価格は5,250円。たこ焼き、蒸し料理用アタッチメントの価格は未定。
1~2人用のコンパクトな電気鍋「POT DUO」。左からイエロー、オレンジ | 本体にはガラスふた、蒸し料理用のアミ、鍋、グリルプレートが付属する | 新たなアタッチメントとして、蒸し料理用とたこ焼き用の2種類を発売予定 |
recolteのブースでは、カラフルでコンパクトな製品が目立っていた。担当者によると、これらの小型家電は「当初は単身者や二人暮らしをターゲットとして製品を展開してきたが、最近は食事の時間がずれてしまうことが多いからという理由で4人家族や5人家族の方にも支持されている」という。
そのほか、会場ではrecolteのトースターなどが参考出品されていたほか、cloerの新製品も併せて展示されていた。
今秋発売予定の2カップ用コーヒーメーカー「KAFFE DUO2(カフェデュオ)」。カラーリングなどは現時点では未定だが、複数のカラーラインナップを揃える予定だという | 本体には専用のマグカップ2つが付属する |
容量0.5Lの電気ケトル「Solo kettle(ソロケトル)」。価格は5,250円。カラーはシルバー、ピンク、グリーン、ホワイトの4色を用意する | 参考出品の電気ケトル | 参考出品のトースター。前面のパネルの色を自由に変えることができるという |
cloerの新製品「スタンダード ドリップ コーヒーメーカー」。最大10カップ(1.2L)のコーヒーを抽出できる大容量タイプ。価格は9,450円 | 上部のフタを開けたところ | 本体にはペーパーフィルターを使わずにコーヒーを抽出できるパーマネントフィルターが付属する |
(本誌:阿部 夏子)
2010年6月2日 14:42