イベントレポート IFA 2013
ハイアール、幅1m、容量785Lの大容量冷蔵庫
~生活にリンクしたスマート家電も
(2013/9/12 12:29)
国際コンシューマ・エレクトロニクス展「IFA 2013」が、ドイツ・ベルリンの国際見本市会場において9月6日~9月11日(現地時間)に開催された。
IFAは、世界最大級のコンシューマー・エレクトロニックス・ショーで、白物家電をはじめ、テレビやオーディオなどのAV機器も多数出品される。今年で53回目で、前回の2012年は、出展企業が56カ国/1,439社、来場者数は延べ約24万人だった。
家電Watchではその中から、洗濯機や冷蔵庫などの生活家電に焦点を当てて、レポートする。
世代やニーズに合わせて様々な製品を展開
中国の家電メーカー、ハイアールのブースでは大型の冷蔵庫が多数展示されていた。中でも目立っていたのは、幅1mの大型冷蔵庫シリーズだ。容量785Lで、サイドバイサイドと呼ばれる、観音開きのドアが採用されたタイプ。いずれもステンレスが採用された高級モデルとなる。
冷蔵庫はそのほかにも、2ドアの大容量タイプ、小容量のビルトインタイプなど豊富なラインナップが展示されていた。本国PRによると、「中国では若い人たちが大容量タイプや、サイドバイサイドタイプを好む傾向にある。一方で、シニア世代には小容量タイプが人気」として、様々なラインナップを展開しているという。
そのほかの家電製品においても、同様の傾向が見られた。容量20L台の小型レンジや小型の調理家電が展示される一方で、大型の食器洗い乾燥機や、大容量のワインセラーなども展示。ニーズに合わせて様々な製品を開発しているのが見て取れた。
12年保証のハイスペック洗濯機
また、省エネ性能に優れたドラム式洗濯機にも注力していた。独自の「スマートドライブモーター」を搭載したハイエンドモデルで、高効率・長寿命な同モーターのおかげで12年の長期保証を実現しているという。
本体には汚れや布量を検知するセンサーが搭載されており、最適な水量で無駄なく衣類を洗うことができるとのこと。